授業コード | 30095004 | クラス | 04 |
科目名 | ゼミナールⅡ(2023) | 単位数 | 2 |
担当者 | 門脇 美恵 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | ゼミナールⅡ |
授業の概要 | この演習は、基礎演習や行政法の授業で、行政法の基礎的知識を習得した学生の皆さんを念頭におき、重要な行政法判例についてより深く学びます。具体的には、学生の皆さんは、ペアないしグループに分かれて、報告する判例を選び、その判例に関する評釈を読んだうえで、その内容を理解し、わかりやすく、その判例の意義と問題点を報告して頂きます。 |
学習の到達目標 | 1)「原告適格」「処分性」といった行政法学の専門用語を理解し、それが判例および学説においてどのように解釈されているのか理解し、簡潔に説明することができる。 2)判例について、研究者等による評釈を読み、判例の意義と問題点を理解し簡潔に説明することができる。 3)テレビや新聞等で報道される行政事件に関心を持ち、行政法の体系においてそれがどの部分に位置付けられ、何が争点になっているのか理解することができる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス |
第2回 | 報告判例選定準備(1)行政作用法の重要判例を概観する | |
第3回 | 報告判例選定準備(2)行政救済法の重要判例を概観する | |
第4回 | 【オンデマンド】判例報告のためのグループワーク(1)検討判例決定 | |
第5回 | 判例報告のためのグループワーク(2)検討判例に関する資料収集 | |
第6回 | 判例報告のためのグループワーク(3)検討判例に関する論点の抽出 | |
第7回 | 判例報告のためのグループワーク(4)検討判例に関する論点の検討 | |
第8回 | 判例報告のためのグループワーク(5)報告内容の具体的設計 | |
第9回 | 判例報告のためのグループワーク(6)報告資料の作成 | |
第10回 | 学生企画(社会問題に関わるテーマについて学生が選択し学ぶ内容を企画する) | |
第11回 | 各班の報告および検討(1) | |
第12回 | 各班の報告および検討(2) | |
第13回 | 各班の報告および検討(3) | |
第14回 | 各班の報告および検討(4) | |
第15回 | 【オンデマンド】復習と振り返り |
授業外学習の課題 | 予習として配布資料を読みこんで復習すること、授業時間外にもグループワークを協力して進めていくことが求められます(1回の授業ごとに2時間程度)。 |
履修上の注意事項 | ・ブレンド型授業を実施します(Moodle使用のオンデマンド型)。 ・演習の運営は、学生の皆さんが中心となります。演習の中心は学生の報告で、ペアないしグループに分かれて報告を行ってもらいます。演習では、報告以外にも、レクリエーション企画等についても学生の皆さんの主体的な提案をお待ちしています。 【ご注意】 (1)全回出席・無遅刻が原則です。やむを得ない理由で欠席される場合は、必ず事前に連絡をお願いします。演習は学生の皆さんが中心に運営するものですから、ご協力お願いいたします。 (2)報告者は、責任をもって報告の準備をしてください。 (3)報告者以外の方も、予習が必要です。 |
成績評価の方法・基準 | 報告内容(7割)およびその他の授業態度(3割) |
テキスト | |
参考文献 | 市橋克哉ほか『アクチュアル行政法〔第3版補訂版〕』(法律文化社、2023年) 大橋洋一『社会とつながる行政法入門〔第2版〕』(有斐閣、2021年) 村上裕章・下井康史編著『判例フォーカス 行政法』(三省堂、2019年) 斎藤誠・山本隆二編『行政判例百選Ⅰ・Ⅱ〔第8版〕』(有斐閣、2022年) |
主な関連科目 | 「行政法総論」「行政救済法」 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業時間中およびオフィスアワーで対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学部法律学科(演習) | - | 2015~2019 | 3・4 |
法学部法律学科(演習) | FLLA30802 | 2020~2021 | 3・4 |
法学部法律学科(演習) | - | 2022~2023 | 3・4 |