授業コード 30094907 クラス 07
科目名 ゼミナールⅠ(2023) 単位数 2
担当者 中富 公一 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 ゼミナールI Seminar 1
授業の概要 リーディング・ケースとなっている最高裁判例あるいは最新判例を判例文に即して読んでいく。
  1回で一つの判例を取り上げ、3人ずつ報告する。報告者は原告、被告に分かれて代理人としての主張を述べる。第3の報告者は裁判官として両者の意見を聞き判決を書く。他の参加者は、それぞれどちらを支援するかを考える。
 まず中富の方で15回で取り上げる判例を選択し、その判決文をMoodle上にアップする。
 ゼミ参加者はその中で、自分が担当したい判例、原告・被告・裁判官の役割を選択し報告者となる。
  報告者は、担当の授業の前に、代理人としての主張をレジュメに書いてMoodle上にアップする。ゼミでは、それぞれ原告と被告の主張を戦わせ、参加者を説得する。裁判官役の報告者はそれを聞いて次回までに判決文を用意する。
学習の到達目標 教科書に出てくる判例を原文に当たって読めるようになる。またそのことによって、自己の見解を憲法、法律、判例を利用して論理的に組み立てられるようになる。それによって作文力、論理力を身につける。また憲法への理解を深める。
授業計画 第1回 オリエンテーション
第2回 以下は取り上げる判例候補であり、参加者との相談によって決めます。
 外国人の社会保障戦後補償(100選7)
第3回  
 法人の基本権享有主体性(8)
第4回  公務員による政党機関紙の配布(13)
第5回  堀越事件(オンデマンド Moodle上でMicrosoft Streamにて配信 )
第6回  違憲判断の方法(オンデマンド Moodle上でMicrosoft Streamにて配信  )
第7回  私法関係と基本的人権(9)
第8回  国籍法違憲判決(26)
第9回  嫡出性の有無による法定相続分差別(27)
第10回  神社敷地としての市有地の無償提供(47)
第11回  小テスト(オンデマンド Moodle上で)
第12回  内申書の記載内容と生徒の思想・信条の自由(34)
第13回  犯罪の扇動と表現の自由(48)
第14回  公正な論評の法理(66)
第15回  取材フィルムの提出命令と取材の自由(73)
授業外学習の課題 報告者は報告の準備。その他の者は、該当判決を読んでくること。
履修上の注意事項 「ブレンド型授業で実施します」
判決は中富がMoodle上にアップするので必ず確認するように。
報告は、原告弁護人、被告(人)弁護人、裁判官の3人一組で行います。
成績評価の方法・基準 授業への取組み(70%)、小テスト・レポート(30%)によって総合的に評価する。
テキスト 憲法判例百選I[第7版]
参考文献 その都度指示する。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業後またはメールで。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学部法律学科(演習) 2015~2019 3・4
法学部法律学科(演習) FLLA30801 2020~2021 3・4
法学部法律学科(演習) 2022~2023 3・4