授業コード 30072411 クラス 11
科目名 政治学関係演習BⅠ 単位数 2
担当者 伊藤 敏安 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 ・公共政策研究 Studies on local public policy
授業の概要 ・1~3年次における基礎的・専門的科目の学修をふまえ、公共政策にかかわる問題について、みずからの問題として主体的に考える知識やスキルを修得する。
・新聞・雑誌の報道や新書などをもとに、公共政策にかかわる課題を各自が設定し、その課題について専門書や統計を通じて調査・分析した結果をプレゼンテーションしてもらう。
・プレゼンテーションをうけて、全員で意見交換・質疑応答、討論をおこない、調査・分析結果を深化するとともに、新たな研究課題への展開を図る。
・指導教員は、コメントや補足説明を適宜おこない、関連文献などを示唆する。
・地方シンクタンク勤務22年、国立大学地域経済研究所勤務16年、国・地方自治体の審議会委員等の経験をふまえ、座学と実践を結びつける授業をめざす。
※「ブレンド型授業」です(5月18日のみ双方向オンライン授業)。
学習の到達目標 ・公共財・行政サービス、規制改革、集合的意思決定(選挙・投票)、租税制度、社会保障制度、格差問題、地方分権、行財政改革、市場の失敗、政府の失敗などに関する情報に接したとき、自分で考え、自分で評価・分析できる知識と能力の増進をめざす。
・Excelを用いた統計分析の基本的スキルを修得する。
授業計画 第1回 ・イントロダクション、自己紹介
第2回 ・地方行政の組織、仕組み(1)
第3回 ・地方行政の組織、仕組み(2)
第4回 ・地方議会・選挙制度(1)
第5回 ・地方議会・選挙制度(2)
第6回 ・地方財政の現状と課題(1)
【注意】5月18日、Zoomにより同時双方型授業(URLはMoodleに掲載)。
第7回 ・地方財政の現状と課題(2)
第8回 ・国・地方関係(1)
第9回 ・国・地方関係(2)
第10回 ・地方税制(1)
第11回 ・地方税制(2)
第12回 ・地方行財政改革(1)
第13回 ・地方行財政改革(2)
第14回 ・地方行財政改革(3)
第15回 ・総合討論
授業外学習の課題 ・問題意識を持って日々の新聞を読んだり、新書に接したりすることで、演習で取り上げたこと、これから取り上げたいことに関連づけて考える習慣をつける。担当のときには最低2~3日をかけて準備をすること。担当ではないときにも質問や意見交換の準備をすること。そのつど気づきをフィードバックするので、それを次回の発表に反映させること。
履修上の注意事項 ・文献や資料の内容を紹介するだけでなく、統計データをもとに検証するなど、独自の工夫が望まれる。インターネットによる情報収集に依存しすぎないこと。
・プレゼンテーション資料の作成方法や発表の仕方について、教員と他学生の助言やコメントを真摯に受け止め、次回の発表に反映させること。
成績評価の方法・基準 ・調査・分析の内容(40%)、それらのまとめ方(30%)、プレゼンテーションの仕方(20%)、ディスカッションへの参加状況など(10%)から、総合的に評価する。教員のコメント等が次回の発表に反映されているかについても評価の参考にする。
テキスト ・なし。
参考文献 ・毎回のプレゼンテーションの内容に応じて、関連文献などを随時示唆。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・授業に関する質問や意見は、授業終了後またはメイルで随時受け付ける。
・オフィスアワーは火曜日5時限(事前にメイルで連絡すること)。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学部国際政治学科(B群) 2014~2014 2・3・4
法学部国際政治学科(B群) 2015~2016 3・4
法学部国際政治学科(B群) FLIP30205 2017~2017 3・4