授業コード | 30072301 | クラス | 01 |
科目名 | 平和学・地域研究演習BⅡ | 単位数 | 2 |
担当者 | 阿曽沼 春菜 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 歴史から見る日本政治・外交(2) |
授業の概要 | この演習では、それぞれの参加者が自分の関心に基づいて日本政治外交に関連するテーマを設定し、調査を進めます。前期の演習を踏まえて、地域の歴史に着目します。広島県内など地域の歴史にまつわる建築物や文化的遺産など(例えば捕虜収容所などの戦争遺構、広電などの交通網、墓地、町の中華料理屋)を調べて、関連する歴史的事象の経緯、現代的意義を掘り下げる研究を行います。前半は文献講読を行いつつ、各自のテーマの調査を行い、後半では、中間報告と論文執筆(6000字~8000字程度)をすすめます。 |
学習の到達目標 | ①地域の歴史を日本政治外交史の流れの中に位置づけ、歴史事象を多面的に理解する ②研究テーマを設定し、資料を収集して計画的に研究を進める ③客観的証拠をもとに論述する実証的研究を行う |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション:「研究」と「調べ学習」はどう違う? |
第2回 | 文献講読/研究テーマの設定 | |
第3回 | 文献講読/研究計画の作成 | |
第4回 | 文献講読/先行研究を整理する | |
第5回 | 文献講読/実証性とはなにか | |
第6回 | 文献講読/剽窃に関する注意 | |
第7回 | 中間発表① | |
第8回 | 中間発表② | |
第9回 | クリティカル・ライティングのコツ | |
第10回 | 章立て | |
第11回 | 論文執筆の際の諸注意①引用 | |
第12回 | 論文執筆の際の諸注意②構成 | |
第13回 | 論文執筆の際の諸注意③推敲 | |
第14回 | 編集者会議 | |
第15回 | まとめ |
授業外学習の課題 | 自分の設定したテーマについて、文献を調べて読む必要があり、設定したテーマによってはフィールドワーク・インタビューを行うことになります。また、発表の準備のためにはレジュメやポスターの作成が要求されます。かかる時間は人によって異なりますが、授業事に2~3時間程度の時間をあてて、計画的に研究を進めてください。(毎回の授業の冒頭で簡単に進捗状況を報告してもらいます) |
履修上の注意事項 | 無断欠席は厳禁です。やむを得ない理由で欠席する場合は必ず事前に連絡を行うこと。 阿曽沼が担当する前期の演習「歴史からみる日本政治・外交(1)」を踏まえて展開するため、あわせて受講することが望ましい。 |
成績評価の方法・基準 | 中間発表(30%) 論文(50%) ディスカッションへの参加など、演習への積極的な貢献(20%) |
テキスト | 適宜、関連資料を配布します。 |
参考文献 | 必要に応じて授業内で紹介します。 |
主な関連科目 | 日本政治外交史 近代日本と戦争 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
メールもしくは授業の前後に質問・相談に応じます。それ以外はメールで面談時間の予約を取ってください。 論文へのフィードバックは授業時間内およびメールで行います。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学部国際政治学科(B群) | - | 2014~2014 | 2・3・4 |
法学部国際政治学科(B群) | - | 2015~2016 | 3・4 |
法学部国際政治学科(B群) | FLIP30204 | 2017~2017 | 3・4 |