授業コード | 30068203 | クラス | 03 |
科目名 | ゼミナール基礎 | 単位数 | 2 |
担当者 | 鈴木 正彦 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | ゼミナール基礎(後期) |
授業の概要 | この授業は3年生から本格的に始まるゼミナールを受講するに当たっての「作法」を提供することを内容としている。月曜日3時限目に行います。 「作法」の内容は次のようなものです。 ➀文献・判例を検索できる能力の獲得―図書館に馴染んでほしい。 ②法律学科の学生として裁判例を分析しまとめる能力の獲得―個人またはグループで分析・報告・レポートを書く。 ③法律学科の学生として法律論文を読む能力の獲得―まずは短く、簡単な法律論文を読み、まとめ、批評してみる。 裁判例の分析、報告は、報告者(グループ)の一方的なものにならないように工夫する(聞き手も裁判例を分析しているかを確認することにしたい)。 Moodleも活用します。 |
学習の到達目標 | 法律文献(裁判例、図書、論文)を探せる。判例を分析・報告できる。論文をしっかり読み、理解する高知尾ができる。前提として図書館に馴染むこと。 |
授業計画 | 第1回 | 授業の方針の確認 新聞記事の提供―私法に関連する新聞記事を提供します。輪読しましょう。 |
第2回 | 裁判例を提供します。 判決の構造、裁判所の判断の論理などを分析します。 |
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第3回 | 第2回で提供した裁判例をまとめる作業をします。 事実の概要、判旨、それに対する評価(批評)を書く練習をします。 レポート提出➀ |
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第4回 | 第2回とは異なる裁判例を読みます。 | |
第5回 | 第3回と同じ練習をします。 レポート提出② |
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第6回 | よくまとまっている短い法律論文を読みます(輪読)。 主題、展開について意見交換をします。 |
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第7回 | 第6回で提供した法律論文を最後まで読みます(輪読)。 結論に対する批評等の意見交換をします。 レポート提出③ |
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第8回 | 中間のまとめ―提出したレポートに対する講評などを行います。 | |
第9回 | 図書館探訪―文献検索をします。書庫にも行ってみましょう。 7回までに使用した新聞記事、判例、論文その他を検索します。 |
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第10回 | 裁判例の検討 | |
第11回 | 裁判例のまとめ レポート④ |
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第12回 | 法律論文を読む | |
第13回 | 法律論文のまとめ レポート⑤ |
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第14回 | 新聞を読む―新聞記事を提供します。 | |
第15回 | 授業のまとめ。 |
授業外学習の課題 | 図書館に馴染み、利用する機会を多く持ってください。レポートの骨子は授業で考えることができますが記述作業は授業外で行います。十分な時間を取っ作成してください。 |
履修上の注意事項 | 六法は使います。最新のものを用意してください。 提供した資料、自分のメモなどが散逸しないように保存してください。 無断欠席をしないこと。 予習・復習を十分に行ってください。 |
成績評価の方法・基準 | 5回分のレポート(75%)、授業での参加姿勢(25%)で評価します |
テキスト | テキストは使用しません。資料をあらかじめまたは当日に提供します。 |
参考文献 | 判例批評の書き方、論文のまとめ方などに適した参考文献を適時示します。 |
主な関連科目 | 2年生前期の基礎演習(力をつけておいてください)。 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業後またはメールにて応答します(masahiko@shudo-u.ac.jp) |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学部法律学科(演習) | FLLA20802 | 2018~2023 | 2 |