授業コード | 30037810 | クラス | 10 |
科目名 | ゼミナールⅠ | 単位数 | 2 |
担当者 | 増田 栄作 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 民法の基礎的論点の学習および現代的課題の検討 |
授業の概要 | このゼミナールでは、民法の基礎的論点についての学修を行い、それを踏まえて、現代社会に生起する民法上の諸課題を理論的・解釈学的に検討します。検討課題としては、たとえば、公害・環境問題、交通事故、医療過誤、薬害、製造物責任、消費者契約、成年後見制度、民法(債権関係)改正、家族法改正等を考えています。また、ゼミナールⅠⅡを通じて、月1回程度の割合で、各種資格試験(法学検定、行政書士、司法書士など)や公務員試験の問題演習等を行う予定です。 【オンデマンド授業の実施について】 第5回および第6回授業については、オンデマンド授業の形式で実施します。当該授業日までにShudo Moodleコース上に授業教材を提示します。授業では、教材を使って学習し、まとめ課題を提出してください。詳細については第1回授業で説明します。 |
学習の到達目標 | 民法特定分野に関するより高度な理解の獲得を目標とします。 1.社会に生起する民法に関連する諸問題について、民法上の規定や論点と関連づけて理解・考察できるようになる。 2.日常生活に関わる民法上の具体的課題について、民法上の規定や論点をふまえて十分に対処できるようになる。 3.当該分野のより高度な学習・研究活動にとって必要となる発展的理解や十分な思考力を獲得する。 |
授業計画 | 第1回 | 第1回 導入 |
第2回 | 第2回 判例・文献研究①「人の法」としての民法 | |
第3回 | 第3回 判例・文献研究②民法94条2項の類推適用 | |
第4回 | 第4回 判例・文献研究③民法94条2項・110条の類推適用 | |
第5回 | 第5回 判例・文献研究④民法110条の正当事由の判断(オンデマンド) *授業進度の関係で授業内容が異なる場合がありますが、それにかかわらず第5回の実施形態はオンデマンドです。 |
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第6回 | 第6回 教員報告①医療行為と自己決定権(オンデマンド) *授業進度の関係で授業内容が異なる場合がありますが、それにかかわらず第6回の実施形態はオンデマンドです。 |
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第7回 | 第7回 択一式試験問題演習①公務員試験 | |
第8回 | 第8回 択一式試験問題演習②宅地建物取引士 | |
第9回 | 第9回 判例・文献研究⑤公務員に対する国の安全配慮義務 | |
第10回 | 第10回 判例・文献研究⑥契約交渉破棄における責任 | |
第11回 | 第11回 判例・文献研究⑦夫と通じた者に対する妻の慰謝料請求権 | |
第12回 | 第12回 判例・文献研究⑧・有責配偶者による離婚請求権 | |
第13回 | 第13回 教員報告②・公害・環境問題 | |
第14回 | 第14回 択一式問題演習③司法書士 | |
第15回 | 第15回 総括 |
授業外学習の課題 | 授業では毎回検討文献が必ず提示されます。具体的には授業時に指示しますが、たとえば「判例・文献研究」においては、以下の課題をおこなってもらいます。 ・報告班は、報告レジュメの作成および提出(分量:A3・2枚以内) ・質問班は、質問事項の作成および提出(分量:A3・1枚以内) ・それ以外の諸君は、所定の記述用紙への質問・意見の記述およびコピーの提出 |
履修上の注意事項 | ブレンド型授業を実施します。オンデマンド授業ではMoodleを用います。 授業には毎回出席すること。報告・レポート等の課題を行うこと。ゼミナールにおける質疑に積極的に参加すること。社会的な問題意識をもって民法の学習に臨みたいと思う学生諸君の参加を歓迎します。 |
成績評価の方法・基準 | 提出物(30点)、質疑応答における積極性(40点)、学習課題の理解度(30点)、受講態度(加点ないし減点要素)によって総合的に判断します。 |
テキスト | 未定(追って指示します)。 |
参考文献 | 未定(追って指示します)。 |
主な関連科目 | 民法に関連する科目 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
毎回の授業終了時に直接申し出ること。その場で必要に応じて説明の日時・場所等を設定します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学部法律学科(演習) | - | 2015~2016 | 3・4 |
法学部法律学科(演習) | FLLA20803 | 2017~2017 | 3・4 |
法学部法律学科(演習) | FLLA30801 | 2018~2023 | 3・4 |