授業コード | 30026900 | クラス | |
科目名 | 行政法総論 | 単位数 | 2 |
担当者 | 門脇 美恵 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 行政法総論 |
授業の概要 | 行政法に関する基礎的な知識を修得することをめざします。まずは学生の皆さんにあまり馴染みのない「行政」および「行政法」について、生活の中の身近な例を取り上げて具体的なイメージをもってもらいます。次に、行政法の基本的な考え方すなわち行政法の基本原理を理解したうえで、行政の活動を体系的に整理し、行政の主要な行為形式と諸制度についての基礎的知識を学びます。 |
学習の到達目標 | (1)社会生活の中において行政法がどのように関わっているのか具体的にイメージすることができる。 (2)「行政行為」「行政指導」「行政契約」といった行政の行為形式に関する基礎的知識を理解し、専門用語を用いて簡潔に説明することができる。 (3)テレビや新聞等で報道される行政に関するニュースに関心を持ち、それが行政の行為形式や諸制度のうちどの部分に関係するのか理解することができる。 (4)公務員試験などの受験のために当該科目を学ぶ学生にとっては、自主学習を効果的に進めるための前提として必要な行政法の基礎知識を習得することができる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス テキスト1章 現代行政と行政法 2章 行政法および行政法の法源 |
第2回 | 3章 行政法の基本原理 1節 基本原理としての法治主義と民主主義 2節 法律の留保論と法律の授権論 |
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第3回 | 【オンデマンド】法律による行政の原理ー特に法律の留保についての復習 | |
第4回 | 3章 行政法の基本原理 3節 法律の授権論の射程の拡大 4節 行政に対する多元的な法的拘束 |
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第5回 | 5節 適正手続の原則と行政手続法 6節 行政法のその他の諸原則 |
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第6回 | 4章 行政体と行政機関 5章 行政機関相互の関係 |
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第7回 | 行政作用(1) 行政の行為形式(概説) 6章 行政準則 |
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第8回 | 7章 行政計画 8章 行政行為 1節 行政行為の意義 2節 行政行為の類型 |
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第9回 | 3節 行政行為の成立と効力の発生・消滅 4節 行政行為の手続 5節 立法による統制 |
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第10回 | 6節 行政行為の適法性要件 7節 行政行為の効力 |
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第11回 | 8節 行政行為の欠陥 9節 行政行為の職権取消しと撤回 10節 裁判による統制 |
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第12回 | 【オンデマンド】8章までの復習 | |
第13回 | 9章 行政指導 10章 行政契約 |
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第14回 | 行政作用(2) 12章 行政の実効性を確保する諸制度 1節 行政上の強制執行制度 2節 即時強制制度 |
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第15回 | 3節 行政上の制裁制度 |
授業外学習の課題 | 予習としてテキストの該当項目に目を通し、授業後は復習を行うことを推奨します。 |
履修上の注意事項 | ・ブレンド型授業を実施します(Moodle使用のオンデマンド型)。 ・指定テキスト2冊と六法が必要です。 ・その他必要な資料は、原則としてMoodle上にアップします。各自で事前に印刷・持参されるか、授業中に閲覧できるように端末をご用意下さい。 |
成績評価の方法・基準 | 期末試験(100%) |
テキスト | ・市橋ほか編著『アクチュアル行政法〔第3版補訂版〕』(法律文化社、2023年) ・村上裕章・下井康史編著『判例フォーカス 行政法』(三省堂、2019年) |
参考文献 | |
主な関連科目 | 「総合教養講座a(市民と行政法)」「行政救済法」 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業時間およびオフィスアワーにおいて受け付けます。 試験・課題等へのフィードバックは、授業時間内またはMoodle上で行います。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学部法律学科(公法) | - | 2015~2016 | 2・3・4 |
法学部法律学科(公法) | FLLA20307 | 2017~2017 | 2・3・4 |
法学部法律学科(公法) | FLLA20402 | 2018~2023 | 2・3・4 |
法学部国際政治学科(E群) | - | 2014~2016 | 3・4 |
法学部国際政治学科(E群) | FLIP30504 | 2017~2017 | 3・4 |
国際コミュニティ学部地域行政学科(法律領域) | FGRA30603 | 2018~2022 | 3・4 |