授業コード 20098600 クラス
科目名 アドバンスト心理学講義A(心理調査概論) 単位数 2
担当者 西野 泰代 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 心理調査概論
授業の概要 心理調査の意義と諸類型および方法論について概説する。目標は、社会の中で調査結果がどのような形で利用されているかを全般的・包括的に理解することである。具体的には、適切な調査方法の選択、標本抽出方法などを概観した後、質問紙法を用いた調査法などについて説明する。
学習の到達目標 心理調査の意義を理解した上で、データの採取に際し、適切な調査法を選択し、分析ができるようになることを目的とする。
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 心理調査の基本的な考え方と調査データの見方
第3回 心理調査法とその種類
第4回 調査法その1:標本の選び方(オンデマンド;課題の提出あり)
第5回 調査法その2:誤差を見抜く:推測統計
第6回 調査法その3:信頼性および妥当性(オンデマンド;課題の提出あり)
第7回 心理学研究の倫理と実践:質問紙のデザイン
第8回 質問項目の作成
第9回 質問紙調査の実際
第10回 質問紙調査の分析:データの傾向を知る
第11回 心理学統計の基礎:データを分析する
第12回 実験と組み合わせた調査法(オンデマンド;課題の提出あり)
第13回 フィールドワークにおけるデータ収集
第14回 パネルデータについて
第15回 ビッグデータについて;
全体のまとめ
授業外学習の課題 毎回の授業の前には参考文献などを読んで予習を、授業の後にはノートや資料で復習をすること。目安の時間は1時間とする。
履修上の注意事項 ・ オンデマンド授業については、Moodle上に教材を掲示する。
・ 授業内容についての質問など、随時、Moodle上、および個別にて対応する。
・ 授業で提出を求められる課題については、期限内に提出すること。
成績評価の方法・基準 授業内容確認テストへの回答、レポートおよび受講態度(課題への取り組み・提出状況)によって総合的に評価する。
テキスト 特に指定しない。パワーポイントを用いて授業を進める。
参考文献 調査データにだまされない法 渡辺久哲(著)創元社
心理学研究法 村井潤一郎(編著)サイエンス社
主な関連科目 心理学科目全般、特に心理調査領域の科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問等があれば都度対応する。  
連絡先: nishino@shudo-u.ac.jp
小テスト、課題などについてはそれぞれ事後に授業内で解説をする。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(自専攻科目) 2014~2016 1・2・3・4