授業コード | 20066003 | クラス | 03 |
科目名 | 教育学基礎演習 | 単位数 | 2 |
担当者 | 谷口 直隆 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 教育学の理解、人間理解 Understanding of Pedagogy and Education、Understanding of People |
授業の概要 | 教育学とは、ある社会・文化における人間の生成・発達と学習の過程に意図的に働きかける教育という営みを対象とする多様な学問領域の総称です。教育学が対象とする教育という営みは、人間に対して行われ、形づくられてきた教育行動、教育活動、教育制度のすべてを含みます。そのため、教育学を学ぶ学生には、多様な視点やアプローチによって教育について考察し、教育のありうる姿を構想・具体化する力を身につけることが必要です。 この授業では、主に教育学という学問、そして教育学が対象とする人間について理解を深めます。教育学の理解では、グループ学習を通し、教育学のそれぞれの領域について、具体的にその内容を学びます。人間理解では、グループ学習での取り組みから自己理解と他者理解を深めます。これらの内容から教育学を学び始めるための学習姿勢を整えます。 |
学習の到達目標 | ①教育学についての理解を深める。②人間関係を形成しながら、人間理解を深めると共に自己の課題を考察できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス 教育学の理解①「教育学」とは |
第2回 | 情報機器の活用について | |
第3回 | 教育学の理解②文献の種類 | |
第4回 | 教育学の理解③論文を読む | |
第5回 | 教育学の考察①研究発表準備1(見通しを持つ、論文検索の仕方)(オンデマンド) | |
第6回 | 教育学の考察②研究発表準備2(計画を立てる・メールインタビュー) | |
第7回 | 教育学の考察③人間関係の形成について | |
第8回 | 教育学の考察④調査を進める&調査結果をまとめる | |
第9回 | 教育学の考察⑤ポスター作成 | |
第10回 | 教育学の考察⑥研究発表1(チューター内)(オンデマンド) | |
第11回 | 教育学の考察⑦研究発表準備3(ポスター修正) | |
第12回 | 教育学の考察⑧研究発表2(他クラス前半) | |
第13回 | 教育学の考察⑨研究発表3(他クラス後半) | |
第14回 | 自己のポスターの振り返り | |
第15回 | 全体のまとめ |
授業外学習の課題 | 教育学を学ぶ学生は、多様な視点やアプローチによって教育という営みについて考察し、教育のありうる姿を構想・具体化する力を身につけることが必要です。日ごろから、新聞の購読、ニュースの視聴などに努め、社会的な関心を高めてください。 また、授業時に示された課題に主体的に取り組むようにしてください。(週3時間程度) |
履修上の注意事項 | ブレンド型授業を実施します。オンデマンド授業はMoodleを利用します。 また、授業外課題や参考資料の提示などについても、Moodleを活用します。 (スマホではなく)PCを利用した学習環境を推奨します。各自、情報リテラシーの向上に努めて下さい。 授業内で指示する課題提出の方法や締め切りは十分に理解し、確認した上で取り組んで下さい。 |
成績評価の方法・基準 | 全体の取り組み(40点)、第14回課題(30点)、第15回課題(30点)で評価します。 課題提出の方法や締め切りについて教員の指示と異なる場合、減点対象となる場合があります。 課題について希望者には個別に担当教員がフィードバックを行います。 |
テキスト | 木村惠子・谷口直隆・宮崎康子編(2022)、『教育学のグラデーション』、ナカニシヤ出版 |
参考文献 | 田中智志(2003)、『教育学がわかる事典』、日本実業出版社 |
主な関連科目 | 初年次セミナー |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
1.質問・相談は、基本的にメールもしくは授業終了後に受け付けます。 2.各クラスの担当教員,サポート学生に随時,質問・相談をしてください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部教育学科(演習科目群) | FHED11101 | 2017~2023 | 1・2・3・4 |