授業コード | 20061800 | クラス | |
科目名 | 現代社会論演習A(社会構造の変動と価値変容) | 単位数 | 2 |
担当者 | 中根 光敏 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 現代社会における社会構造の変動と価値変容 |
授業の概要 | 「社会構造」と「価値」は、構造/主観的行為、マクロ/ミクロ、社会/個人など、社会学という学問における概念上の二分法です。人間個々人の外側にある「事物のように」存在するのが「社会構造」概念のイメージで、価値は人間個々人が抱く社会意識(心理)というイメージで、一般的に理解されています。本演習では、現代社会における「社会構造の変動」と「人間個々人の価値変容」とが相互反映性reflexivityとして展開していくという視角から、「家族」「親密性」「消費」「労働」などをめぐる社会制度と社会意識の現代的変化について議論していきます。 |
学習の到達目標 | 現在社会における社会構造の変動と価値変容に関して、社会学的な視角から理解する。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション:演習の進め方 |
第2回 | 社会構造とは | |
第3回 | 価値(意識)とは | |
第4回 | 社会構造と価値(意識) | |
第5回 | 主観的行為と社会構造(オンデマンド) | |
第6回 | 主観的行為と価値(意識)(オンデマンド) | |
第7回 | マクロ社会学とミクロ社会学 | |
第8回 | 社会実在論と方法論的個人主義 Émile DurkheimとMax Weberの社会学 |
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第9回 | 社会構造の変動とは | |
第10回 | 価値(意識)の変容 | |
第11回 | 相互反映性とは | |
第12回 | 再帰的近代と相互反映性 | |
第13回 | 現代社会における「家族」と「親密性」をめぐる社会構造の変動と価値(意識)の変容 | |
第14回 | 現代社会における「消費」と「労働」をめぐる社会構造の変動と価値(意識)の変容 | |
第15回 | 総括討論 |
授業外学習の課題 | 受講生は指示された文献を読み、指示された課題に関して、毎回レポート・レジメを作成する 講義日程以外に研究会・ゼミ合宿を行う |
履修上の注意事項 | ブレンド型授業を実施します。 使用するソフトは、PowerPointですが、教材を視聴するためにPowerPointの最新バージョンを情報センターの指示に従って入手し、パソコンにインストールしておく必要があります。 また、オンデマンド講義の課題はMoodleに書き込むことになります。 毎回、指示された課題に関して、レポート・レジメを書いて、演習に望むこと。 |
成績評価の方法・基準 | 各演習におけるレポート・レジメ・報告、期末レポートを点数化(100点)し、総合的に評価する。 |
テキスト | 未定 開講までに指示する |
参考文献 | 講義中、適宜指示する |
主な関連科目 | 現代社会論演習B |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業後E-mailでも受け付ける 卒業研究のテーマ設定に関しては、別途個別面談を行う |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(専門演習科目) | FHHS34243 | 2017~2023 | 2・3・4 |