授業コード 20045000 クラス
科目名 社会意識論演習A(応用) 単位数 2
担当者 狩谷 あゆみ 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 メディアとジェンダーをめぐる社会意識
授業の概要 社会意識とは、ある社会集団の成員に共有されている意識(心性)であり、さまざまな階級・階層・民族・世代・職業などの社会集団ごとに、それぞれの客観的な存在条件によって規定される。この授業では、資料や文献を使用し、メディアとジェンダーをめぐる社会意識がどのように形成され、変化してきたのか、他方で時代や社会的状況が変化しても、どのような点が変化していないのかを理論的に考察していく。
学習の到達目標 社会意識に関する理論的枠組みと調査研究の方法を習得し、具体的事例を分析する力を身につけることを到達目標とする。
授業計画 第1回 授業概要、履修上の注意点、レジュメの作り方、報告の方法などを説明。次回からの報告担当者を決める。
第2回 社会意識に関する映像や新聞記事を使用したディスカッション
第3回 社会意識に関する研究報告 (ファン研究)
第4回 統計資料(白書、世論調査、意識調査、定点観測調査など)の読み方、使い方(オンデマンド)
第5回 社会意識に関する研究報告(家族・コミュニティ研究)
第6回 社会意識に関する研究報告(サブカルチャー研究)
第7回 メディアとジェンダーをめぐる社会意識(オンデマンド)
第8回 「同担拒否」再考(『新社会学研究』2018年第3号より)
第9回 「少女マンガにおける〈ハーフ〉キャラクター」(『〈ハーフ〉とは誰か』より)
第10回 「ジェンダーによるケータイ利用の差異」(『ケータイの2000年代』より)
第11回 「ファッションとInstagram」(『ガールズ・メディア・スタディーズ』より)
第12回 統計資料(白書、世論調査、意識調査、定点観測調査など)を使用した課題発表(ファン研究)
第13回 統計資料(白書、世論調査、意識調査、定点観測調査など)を使用した課題発表(家族・コミュニティ研究)
第14回 統計資料(白書、世論調査、意識調査、定点観測調査など)を使用した課題発表(サブカルチャー研究)
第15回 メディアとジェンダーをめぐる社会意識に関するまとめ (オンデマンド)
授業外学習の課題 *報告担当者はレジュメを作成し、報告の準備をしておくこと。
*報告担当者以外の履修者は、指定した文献を読み、質問、コメントを考え、議論の準備をしておくこと。
*日頃から各自の研究テーマに関する調査研究および資料収集を行っておくこと。
履修上の注意事項 ブレンド型授業を実施する。Moodleを使用する。やむを得ない理由で欠席する場合は連絡すること。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み(80%)、小テスト&レポート(20%)によって総合的に判断する。
テキスト 使用しない。論文、新聞記事等を事前に配布する。
参考文献 田中東子編著,2021,『ガールズ・メディア・スタディーズ』北樹出版
岩渕功一編著,2014『〈ハーフ〉とは誰か』青弓社
松田美佐他,2014,『ケータイの2000年代』東京大学出版会
『毎日グラフ復刻版』かなえ出版(広島修道大学図書館データベース,Maruzen eBook Library)
「Webアクロス」https://www.web-across.com
主な関連科目 社会意識論、社会学理論など社会学関連科目、情報処理科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了後に質問や相談に応じる。課題に対するフィードバックは授業内あるいは授業後に随時対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科社会学専攻(専門演習科目) FHHS34219 2017~2023 2・3・4