授業コード | 20040600 | クラス | |
科目名 | 英語の諸相Ⅱ(英語の意味論・語用論) | 単位数 | 2 |
担当者 | 大澤 真也 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 意味論・語用論(Introduction to Semantics and Pragmatics) |
授業の概要 | 言葉の「意味」は明確に定義されているようで、実は曖昧で恣意的なものである。実際の発話における言葉の意味は具体的な状況に深く依存している。本講義においては、普段無意識のうちに産出および理解をしている言葉を、できるだけ客観的に捉え、言葉の「意味」を再定義することを目標とする。具体的には、意味論・語用論の基本的概念をテキストを読みすすめることによって学び、その後に実際のテキストを分析する活動を数多く取り入れたい。 |
学習の到達目標 | 言葉の「意味」を自分の言葉で再定義し、客観的に捉えられるようになること。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション、言葉の意味 |
第2回 | 意味論 | |
第3回 | 語用論の定義および背景 | |
第4回 | 直示表現と距離 | |
第5回 | 指示表現と推測 | |
第6回 | 前提と含意 | |
第7回 | 協調の原則:概念および公理 | |
第8回 | 協調の原則:推意の種類および練習問題 | |
第9回 | 発話行為理論:3つの意味 | |
第10回 | 発話行為理論:発話行為の分類 | |
第11回 | 発話行為理論:直接発話行為と間接発話行為 | |
第12回 | ポライトネス:フェイスの概念 | |
第13回 | ポライトネス:フェイスを意識したストラテジー | |
第14回 | 会話の構造 | |
第15回 | 談話と文化 |
授業外学習の課題 | 各週の範囲のハンドアウトを予習しておくこと(約2時間)。また適宜eラーニング課題も取り入れるので、締め切りまでに行うこと。 |
履修上の注意事項 | 受講者が参加する活動を数多く取り入れるので、積極的に参加すること。また英語のテキストを使用するので必ず予習をしてくること。 原則として4回を超えた欠席をした場合、単位は認められません。また、欠席については事前に連絡をすること。 |
成績評価の方法・基準 | 1. eラーニング課題 20% 2. 最終試験 80% を目安に総合的に評価する。 |
テキスト | プリントを配布します。 |
参考文献 | 小泉保編. (2001). 「入門語用論研究-理論と応用-」. 研究社. |
主な関連科目 | その他の「英語の諸相」科目。 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
メールにより随時対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部英語英文学科(専攻科目) | - | 2014~2016 | 2・3・4 |
人文学部英語英文学科(英語学・英語教育学) | FHEN30301 | 2017~2023 | 2・3・4 |