授業コード 20039800 クラス
科目名 英米の言語文化Ⅵ(アメリカの現代文学) 単位数 2
担当者 西光 希翔 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 アメリカの現代文学 Contemporary American Literature
授業の概要 現代のアメリカにおいてどのような文学が生まれているのか、その一端に迫ることが本講義の目標である。
具体的には、アメリカ的な物語とはいかなるものか、そして現代的な物語とはいかなるものかを考える力を養う。
本講義ではまず、アメリカ文学の歴史を概観し、アメリカ文学についての基礎知識を習得する。
その上で作品の精緻な分析、また過去の作品との比較検証を試みる。
学習の到達目標 ・歴史、思想、文化といったアメリカ、またアメリカ文学を考察するための知識を獲得する。
・アメリカ文学の基礎知識を獲得する。
・アメリカの現代文学がどの点において現代的なのか、自分なりの考えを持つ。
・自身の考えを言語化する力を養う。
授業計画 第1回 イントロダクション
文学とは、アメリカとは、アメリカ文学とは
第2回 アメリカ文学概説①
植民地時代の文学
第3回 アメリカ文学概説②
独立後のアメリカ文学
第4回 アメリカ文学概説③
アメリカン・ルネッサンス
第5回 アメリカ文学概説④
リアリズム
第6回 アメリカ文学概説⑤
モダニズム
第7回 アメリカ文学概説⑥
戦後のアメリカ文学
第8回 アメリカ文学概説⑦
ポストモダニズム
第9回 現代アメリカ文学講読①
ウィリアム・フォークナー,『響きと怒り』第一章
第10回 現代アメリカ文学講読②
ウィリアム・フォークナー,『響きと怒り』第二章
第11回 現代アメリカ文学講読③
ウィリアム・フォークナー,『響きと怒り』第三章、第四章
第12回 現代アメリカ文学講読④
トニ・モリスン、『青い眼が欲しい』冒頭の場面
第13回 現代アメリカ文学講読⑤
トニ・モリスン、『青い眼が欲しい』第一章
第14回 現代アメリカ文学講読⑥
トニ・モリスン、『青い眼が欲しい』第二章
第15回 現代アメリカ文学講読⑦
トニ・モリスン、『青い眼が欲しい』最終章
授業外学習の課題 アメリカの歴史、およびアメリカ文学史を絶えず学習する。また扱った作家の他の作品、授業で扱っていない作家の作品も広く読むこと。(2時間以上)
履修上の注意事項 授業形態:対面授業

原則5回欠席すると、単位は認められない。
欠席については事前に連絡すること。
knishimi@alpha.shudo-u.ac.jp
成績評価の方法・基準 リアクションペーパー(30%)、中間課題(30%)、最終課題(40%)を目安に総合的に判断する。
テキスト
参考文献 授業内で適宜紹介する。
主な関連科目 英米の言語と文化Ⅴ(アメリカの歴史と文化)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問はリアクション・ペーパーの中で受け付け、次回授業の冒頭に回答する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部英語英文学科(専攻科目) 2014~2016 2・3・4
人文学部英語英文学科(英米の文化・文学) FHEN30204 2017~2023 2・3・4