授業コード 20037200 クラス
科目名 地誌Ⅰ 単位数 2
担当者 和田 崇 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 現代世界のグローバル地誌
授業の概要  地誌学は,小規模地域から地球全体までのさまざまなスケールで,地域や世界の枠組みに即して,多様な現象に着目しながら地域の姿を正確にバランスよく認識し説明する学術領域である。グローバル化が進行する中で,世界が依然として多様な地域から構成されているという現実を示すのも地誌学である。
 本授業では,地誌学の視点と方法を紹介した後,グローバル化が進展する現代の世界各地の歴史や特性,さらに各地域が抱える課題などを解説する。授業は教科書とプリント(配布&映写)を用いて講義形式で行う。
学習の到達目標 1.地域を総合的かつ構造的に把握するための視点と方法を理解する。
2.世界の各地域の地理的特性とそれぞれの地域の抱える課題を理解する。
授業計画 第1回 ガイダンス―地誌学の視点と方法
第2回 現代世界のグローバル地誌
第3回 グローバリゼーションと日本地誌
第4回 朝鮮半島―日本との比較・交流に着目した地誌
第5回 中国―国家と少数民族の関係に着目した地誌
第6回 インド―発展途上国の近代化に着目した地誌
第7回 オーストラリア―多民族化に着目した地誌
第8回 アメリカ合衆国―多様性と統一性に着目した地誌
第9回 サハラ以南のアフリカ―多様な自然・社会とその歴史的変遷に着目した地誌
第10回 東南アジア―風土的性格と歴史的背景に着目した地誌
第11回 中東―国家の秩序が崩壊しつつある地域の地誌
第12回 ヨーロッパ―EUによる地域統合に着目した地誌
第13回 ラテンアメリカ―人の移動と人種・民族の混交に着目した地誌
第14回 身近な地域の地誌
第15回 まとめと到達目標の確認
授業外学習の課題 授業前は,地図帳をみて各地域の位置を把握しておく(15分)。
授業後は,各地域の特性や課題について復習し,各回の授業で示されたキーワードを理解する(30分)。
履修上の注意事項 ・授業は対面方式で行う。
・履修上の注意事項は第1回授業で説明する。
・その他広島修道大学の規定にもとづく。
成績評価の方法・基準 各回授業の最後に提出するミニッツペーパー(30%),期末試験(70%)により評価を行う。
テキスト 矢ヶ崎典隆・加賀美雅弘・牛垣雄矢編(2020):『地理学基礎シリーズ3 地誌学概論(第2版)』朝倉書店.
参考文献 授業中に紹介します
主な関連科目 地誌Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
各回授業の最後に提出したミニッツペーパーに対して次回授業の冒頭にコメントします。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部教育学科(教職専門科目群) FHED24309 2017~2023 2・3・4
法学部法律学科 2015~2016 2・3・4
法学部法律学科 FHED24309 2017~2017 2・3・4
法学部法律学科(学部関連科目) FLLA21002 2018~2023 2・3・4
法学部国際政治学科(G群) 2014~2016 2・3・4
法学部国際政治学科(G群) FLIP20703 2017~2017 2・3・4
国際コミュニティ学部国際政治学科(学部関連科目) FGGP21004 2018~2022 2・3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(学部関連科目) FGRA21004 2018~2022 2・3・4