授業コード 20032700 クラス
科目名 社会安全政策論 単位数 2
担当者 中根 光敏 他 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 減らそう犯罪--世界一安全な都市=広島を目指して
授業の概要 「社会安全政策」は、学問的には必ずしも定着しているものではないが、ここでは、我が国の「治安」を中心に、私たちが社会生活をしていく上で、様々な危険から逃れ、安全で安心できる生活を送るのはどうしたらよいか、ということを考える。
社会の安全を脅かす原因は多種多様であるが、「世界一安全な国、日本」と言われてきた我が国において、その治安の良さを支えてきた要素がなぜ大きく崩れたのかの要因についてつぶさに分析し、その対応について検討を加えていこうとするものである。
本講義の特徴は以下の通りである。
○時事的なテーマを適宜取り上げる
○実社会に出てからも役立つ情報を提供する
○法律改正の論点等についても適宜紹介する
学習の到達目標 社会事象の変化に対応し、生活の安全・安心という観点から、現実の社会現象を理解することが本講義の目標である。
授業計画 第1回 講義は、大凡以下のように行う予定である(講義開始時に詳細な講義計画表を配布する)
①オリエンテーション
第2回 ②広島県警の概要
第3回 ③安全安心なまちづり〜「減らそう犯罪」広島県民総ぐるみ運動〜(生活安全総務課)
第4回 ④少年非行防止総合対策〜非行少年を生まない社会づくり〜(少年対策課)
第5回 ⑤特殊詐欺防止対策について(生活安全総務課)(オンデマンド)
第6回 ⑥暴力団情勢と暴力団排除の現状(組織犯罪対策第二課)(オンデマンド)
第7回 ⑦犯罪被害者等への支援(警察安全相談課)
第8回 ⑧捜査をめぐる諸問題(刑事総務課)
第9回 ⑨交通事故防止総合対策(交通企画課)
第10回 ⑩G7広島サミットにおける警察警備の概要(サミット対策課)
第11回 ⑪サイバー犯罪の現状と対策(サイバー犯罪対策課)
第12回 ⑫繁華街・歓楽街総合対策〜犯罪に巻き込まれないために〜(生活環境課)
第13回 ⑬子供・女性を犯罪から守るための取組について(人身安全対策課)
第14回 ⑭大規模災害時における警察の役割(機動隊)
第15回 ⑮地域警察活動について(地域課)
授業外学習の課題  履修者は、講義時に指示された課題に関して、事前に学習もしくはレポート作成の上、次の講義に臨むこと。
履修上の注意事項 ブレンド型授業を実施します。
講義資料を教学システ ムに掲載し,資料の注釈・コメントを添付し,同資料 に対するレポートを作成する。

①講義時には、広島県警の現職警察官が講師として登場する。 ②毎回、感想レポートの提出により出席状況を確認する。③講義終了後に総括レポート課題を課す予定。④期末試験は行わない予定である。
成績評価の方法・基準 出席は単位を取る前提。成績評価は、①受講態度50%、②レポート50%を総合的(100点)に判断する。
テキスト 使用しない
参考文献 警察政策学会編『社会安全政策論』立花書房
主な関連科目 社会安全政策論特殊演習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義中適宜対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(他学科及び他専攻科目) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) FHHS23105 2017~2023 1・2・3・4
人文学部教育学科(関連学科科目) FHED15119 2017~2023 1・2・3・4