授業コード 10011100 クラス
科目名 流通政策論 単位数 2
担当者 長命 洋佑 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 流通政策論
授業の概要  日本の流通構造・流通政策について学びます。具体的には、食品(農業生産から食料消費)の流通を中心として、歴史的な変化とその影響についてみていきます。
 また、社会における流通の機能と政策について学んでいきます。
授業では、日常生活に関連することを取り上げながら、講義をしていきたいと思います。
学習の到達目標 社会経済および流通構造の変化にともなう流通政策の変化、また流通政策を主導する政府の役割や問題点について、食品流通を中心に理解する。
授業計画 第1回 社会における消費者の行動:われわれは、何を意識して行動しているのか?
第2回 流通構造のメカニズム:なぜ、モノが高くなったり安くなったりするのか?
第3回 社会構造のメカニズム:われわれの税金はどのように使われているのか?
第4回 流通構造における情報の重要性:知らないと損をする情報の価値とは?
第5回 流通におけるブランド価値とは?:われわれは、他人からどのようにみられているのか?
第6回 これまでのまとめ【オンデマンド】
第7回 日本型食生活の歴史:われわれの食は豊かになったのか?
第8回 米をめぐる政府の対応:われわれの主食は米??
第9回 食料・農業をめぐる新たな流通政策:資源・環境の保全と食品ロスの削減?
第10回 米の新たな需要:食べる以外の米利用とは??
第11回 食料・農業における地域ブランドの創出:新たな価値とは?
第12回 食料・農業生産におけるリスク:農業生産現場での取り組みの苦労とは?
第13回 多様な消費形態:消費者は何を求め、どこで購入するのか?
第14回 持続可能な社会とは?:次世代に向けてわれわれができることとは?
第15回 これまでのまとめ:新たな流通の可能性
授業外学習の課題 講義では、可能な限り、日常生活に結びつく内容を事例としますが、講義内容の理解を助けるため、新聞やニュース等を通じ、関連の話題について常に興味・関心を持つことを心がけてください。
履修上の注意事項 前期の流通論を履修していることが望ましいです。
特定のテキストは使わない予定です。資料を配布いたします。
対面か非対面かについては、大学の方針に従います。
成績評価の方法・基準 成績は主に期末試験(60%)と授業中のアンケート(小課題)・出席(40%)で評価する予定です。
期末試験は可能であれば対面で実施する予定です。
不可能の場合は、オンラインで期末試験を実施します。
テキスト
参考文献 『地域の再生と流通・まちづくり』(日本流通学会監修、白桃書房、3000円)
『小売商業政策の展開(改訂版)』(加藤義忠他編著、同文舘出版、3700円)
 
 その他の参考文献については、講義内で遂次示します。
主な関連科目 流通論、日本経済史
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義内容についての質問は、講義終了後に提出してもらうアンケートの中で受け付けます(Moodle他)。教員からの回答については、個別にメールなどで返信する、あるいはその他の学生にも説明をした方がよいと判断した場合は、講義時にクラス全体に対して解説する形で行います。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(B群) 2016~2016 2・3・4
商学部商学科(B1群) FCBS22105 2018~2023 2・3・4
商学部経営学科(D1群) FCBA24103 2017~2023 2・3・4