授業コード 05400361 クラス 61
科目名 修大基礎講座 単位数 2
担当者 岡村 和明 他 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 修大基礎講座 Shudo First Year Experience
授業の概要  この科目は、一年次生が大学での学びや大学生活に円滑に移行するために、大学生としての態度や姿勢を身につけ、大学の学びに必要な学習スキルを習得することを目的としています。
 大学でしっかり学ぶためには、一年次生は、大学4年間の目標を明確にし、高校までの教育とは違う大学の「学び」に特有なスキルを身につけ、主体的・積極的に学ぶことが必要です。また、大学生活を有意義にするためには、大学の仕組みや制度をよく知り、大学の教職員や先輩や友人と深く関わることが必要です。以上の内容を学ぶことを通して、一年次生が大学での学びと生活の基盤を築くことを目指します。
 この科目は、部局によって学科単位の講義形式で行なわれる授業と、現代経済学科の4名の教員によって担当されるSkill授業とで構成されます。
 授業の第1週目に担当教員(4名)が学科全体でこの授業の趣旨や狙いについて説明します。第2週目から第7週目までは部局による学科単位の授業です。第1週から第7週までは学科単位の大きな教室で行います。
 第8週目から第15回目までは、スタディ・スキルについて現代経済学科の教員(4名)によるクラス別のSkill授業で、4つの教室に別れて行います。スタディ・スキルで扱う内容は、大学での学習で必要な文献の読解(パラグラフ・リーディング)及びレポートの書き方(パラグラフ・ライティング)と、グループ・プレゼンテーションです。グループ・プレゼンテーションでは、グループで1冊の本の読みどころや面白さ等についてプレゼンしてもらうビブリオバトルをすることで、プレゼンテーションの作法とスライド資料の作成を習得します。スタディス・スキルの内容については受講生の皆さんの興味・関心・理解度等によって一部変更される場合がありますが、その場合は授業内でお知らせします。
学習の到達目標 ・大学生としての態度や姿勢を身につけ、実践することができる。
・大学における学びに必要な学習スキルの基礎を習得し、実践することができる。
授業計画 第1回 第1週 修大基礎講座の狙いと現代経済学科での学習(学科全体の授業-学科教員)
第2回 第2週 部局授業1:ノートテイキング(学習支援センター)
第3回 第3週 部局授業2:4年間の学びの設計(学習支援センター)
第4回 第4週 部局授業3:図書館活用法 -The Road to Library Expert : Step 1 -(図書館)
第5回 第5週 部局授業4:修大の歴史と成長サポート体制 -成長するための留意事項-(総合企画課・ひろしま未来協創センター・学生センター)
第6回 第6週 部局授業5:大学生活での思考力の鍛え方-自分の強み・弱みを把握する-(学習支援センター)
第7回 第7週 部局授業6:目標設定と時間管理(学習支援センター)
第8回 第8週 skill 1(学科教員) : ビブリオバトル① ビブリオバトルの説明・グループ分け, 文献探し
第9回 第9週 skill 2(学科教員) : パラグラフ・リーディング.1:要約
第10回 第10週 skill 3(学科教員) : パラグラフ・リーディング.2:論点の構造化
第11回 第11週 skill 4(学科教員) : パラグラフ・ライティング.1:形式面
第12回 第12週 skill 5(学科教員) : パラグラフ・ライティング.2:内容面
第13回 第13週 skill 6(学科教員) : ビブリオバトル② プレゼンテーションの作法
第14回 第14週 skill 7(学科教員) : ビブリオバトル③ スライド資料の作成
第15回 第15週 skill 8(学科教員) : ビブリオバトル④ 各班によるプレゼンテーション
授業外学習の課題 ・部局が担当する授業では、授業内容に沿ったワークや宿題が出されますので、提出期限を守って取り組みましょう。
・教員が担当する授業では、文献の読解及びプレゼンテーション資料等について学習課題の予習・宿題が求められます。
・各回の前後に2時間程度を目安に予習、復習をして下さい。
履修上の注意事項 授業全体を通して、授業内・外でのワークや宿題が重視されます。部局が担当する授業と教員が担当する授業とは教室が違っていますので、指示に従ってください。

授業は原則、対面で行いますが、状況によっては非対面授業へ切り替えます。
非対面授業へ切り替わる場合は、講師、Moodle、授業課題情報保守の指示に従って下さい。
成績評価の方法・基準 成績評価は、部局担当分40点・教員担当分60点の配分で、授業中のワーク・宿題・プレゼン資料・プレゼン発表などをもとに総合的に評価します。
テキスト ・教員が担当する授業では、教員の指示に従ってください。
・部局が担当する授業では、「修大基礎講座 部局担当レジュメ」を使用します。
・授業初回に学習支援センター編『ラーニング★ナビ -大学の学びとスタディスキル-』を配付しますので、授業に携行するようにしてください。
・授業では、適宜、プリントが配布されます。
・第1週目の授業には経済科学部の『学修の手引き』を持参してください。
参考文献 ・経済科学部『学修の手引き』
・井下千以子 著 『思考を鍛えるレポート・論文作成法』 慶應義塾大学出版会、2019
・専修大学出版企画委員会 編 『新・知のツールボックス』 専修大学出版局、2018
主な関連科目 初年次セミナー、修道スタンダード科目、経済分析入門Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・部局が担当する授業では、授業終了時のほか各担当部局で随時質問や相談をすることができます。
・教員が担当する授業では、授業終了時に大学での学習や学習スキルについて質問や相談をすることができます。
・大学での学習スキル全般に関する質問は、学習支援センターの学習アドバイザーが随時受け付けています。なお、修大基礎講座の授業全般に関する質問は学習支援センターが受け付けています。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
経済科学部現代経済学科(修道スタンダード科目) 2014~2016 1
経済科学部現代経済学科(修道スタンダード科目) WSSF10104 2017~2023 1
経済科学部経済情報学科(修道スタンダード科目) 2014~2016 1
経済科学部経済情報学科(修道スタンダード科目) WSSF10104 2017~2023 1