授業コード 05004352 クラス 52
科目名 大学生活とキャリア形成 単位数 2
担当者 江利川 良枝 他 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 大学生活とキャリア形成
授業の概要 「変化の激しい時代」「人生100年時代」を生きる中では、平穏なキャリア(人生)を歩むこともあれば、想定を超える厳しいキャリア(人生)を体験することもあります。様々な可能性のあるキャリア(人生)を、自分らしく、豊かに歩むために、これまでの学生生活の振り返り、人生の先輩の体験、社会状況からの学びなどを通して、これからの学生生活をどのように過ごし、今後のキャリア(人生)をつくり出していくかを考えます。
また、社会人になった時に経験するであろう様々なビジネスシーンを想定して授業
設計をしています。社会人へのインタビューや、グループでの協働活動を通して、
社会人基礎力、ジェネリックスキル等を身に付けます。

*この授業は、対面方式で、グループ活動を取り入れて実施します。
 新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、授業前には各自で手指消毒を徹底し、授業中はマスク着用で受講してください。

【実務経験】
江利川良枝:人材ビジネス業界や大学でのキャリア教育支援に長年従事。その経験から培った知識を基にした授業を行なう。
学習の到達目標 ①自分自身のキャリア(=人生全体)を、自らがつくり出す意識と力をつける。
 ・「豊かなキャリア」及び「キャリアの課題」について考える。
 ・キャリア及び働く目的について考えるきっかけにする。
 ・キャリアの中で出会う逆境や転機について考え,今後のキャリアに活かす。
②人生における大学生活の重要性を再認識し、卒業までの大学生活を再考する。
 ・大学生活と就職活動及びキャリアの関連性について考える。
 ・自分自身のこれまでの大学生活を評価(自己理解)し、先々のキャリアに
  繋がる大学生活について考える。
③社会人として求められる思考・態度・行動を涵養する。
 ・広島修道大学のディプロマポリシーに基づき、社会人基礎力と
  ジェネリックスキルを身に付ける。
 ・グループでの協働、複数の課題を通して、ビジネス社会での基本的な
  マナー、他者とのかかわり方、表現力を身に付ける機会をつくりだす。
授業計画 第1回 オリエンテーション:本講義の目的、進め方、履修上の注意等
第2回 様々なキャリア(人生)を考えるⅠ
第3回 キャリア理論Ⅰ:転機、プランドハプンスタンス
第4回 キャリア理論Ⅱ:ライフキャリアレインボー、キャリア・アンカー、キャリア構築理論
第5回 様々なキャリア(人生)を考えるⅡ:キャリアの先輩講話
第6回 様々なキャリア(人生)を考えるⅢ:キャリアの先輩講話(オンデマンド)
第7回 チームでの協働Ⅰ:プレゼンテーションの基礎(基本ステップ、目的、日程・工程の共有)
第8回 チームでの協働Ⅱ:社会が求める能力とディプロマポリシー
第9回 チームでの協働Ⅲ:プレゼンテーション資料の作成
第10回 チームでの協働Ⅳ:プレゼンテーション資料の作成
第11回 チームでの協働Ⅴ:個人課題「新聞記事から見た社会」の共有
第12回 チームでの協働Ⅵ:プレゼンテーション資料の完成と提出
第13回 労働法の基本事項:働く人の権利と義務、先輩(Kさん)からのメッセージ
第14回 代表プレゼンテーション
第15回 授業の総括
授業外学習の課題 ・個人課題①ワークシート「社会人インタビュー」(120分~):職業を持つ社会人に各自でインタビューを実施します。その内容を、個人課題①として提出するとともに、第6回以降の授業での教材とします。
・個人課題②課題レポート「新聞記事から見た社会」:(90分~×6)指定する6週間で、政治、経済、社会、グローバル、地域等の情報を得るために新聞の記事を読み込み、興味関心をもった複数の記事及び記事の内容をまとめ、チームで共有します。
・個人課題③課題レポート「キャリア(人生)の先輩からのメッセージを通して考察する」(90分~)

*課題の詳細については、授業の初回および出題回で説明します。
履修上の注意事項 ・この授業はブレンド型授業を実施します。
・個人課題の提出は、Moodleを使って実施します。
 *課題は、決められた時間内に提出すること。
 *課題提出の操作を誤って、下書きの状態で終わらせないこと(提出にはなりません)。
・『CAREER NAVI 2023』を、ほぼ毎回の授業で活用します。

*現在予定している授業計画は上記の通りですが、場合によっては内容を一部変更することがあります。
成績評価の方法・基準 ・個人課題①ワークシート「社会人インタビュー」(20%)
・個人課題②課題レポート「新聞記事から見た社会」(30%)
・個人課題③課題レポート「キャリア(人生)の先輩からのメッセージを通して考察する」(20%)
・授業の取り組み:協働活動(プレゼンテーション資料の作成~発表)(30%)
・出席が70%に満たない場合は、D評価とします(授業開始時・終了時の出席確認を行います)。
テキスト ・『CAREER NAVI 2023』
・その他必要な資料は、各授業回で配布またはMoodleに掲載します。
参考文献 ・大久保幸雄『キャリアデザイン入門(1)』日経文庫2007年
・渡辺三枝子『新版キャリアの心理学』ナカニシヤ出版2007年
・阿部正浩、松繁寿和『キャリアのみかた-図で見る109のポイント-』有斐閣2011年
・坂本光司『日本でいちばん大切にしたい会社』あさ出版2011年
・梅崎修、田澤実『大学生の学びとキャリア』法政大学出版局2013年
・永作稔、三保紀裕編『大学におけるキャリア教育とは何か』ナカニシヤ出版2019年
・古田克利『キャリアデザイン入門―自分探し、自分をつくるー』ナカニシヤ出版2019年
主な関連科目 修大基礎講座、 C2群特殊講義a(職業選択と自己実現)。
長期インターンシップA、長期インターンシップB。
長期インターンシップ事前・事後指導。
広島の事業承継を学ぶ。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・質問・相談は、基本的に授業終了時に受け付けます。
・本科目の事務担当は、教学センターではなくキャリアセンターです。
・ワークシート、レポート課題についての講評を、Moodleで配信します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学部法律学科(修道スタンダード科目) 2014~2016 2
法学部法律学科(修道スタンダード科目) WSSC20602 2017~2023 2
法学部国際政治学科(修道スタンダード科目) 2014~2016 2
法学部国際政治学科(修道スタンダード科目) WSSC20655 2017~2017 2