授業コード 02132273 クラス 73
科目名 英語読解研究Ⅱ 単位数 2
担当者 河内 紀彦 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 英語を正確に早く読み取る(2) 発展 Intermediate Faster Reading
授業の概要 <レベル2, 3, 4の学生を対象とする英語読解研究の授業。前期より高いレベルの読解研究を行う。以下のシラバスをよく読んで履修を決定してください。>

前期の「英語読解研究I」(73クラス)に引き続き、英語読解研究を行います。この授業では、大学の教養課程の2年生に向けて作られた難易度の高い教科書『The Expanding Universe of English』を正確に読んでいきます。後期は、Session 12からSession 21までを主に扱います。教科書の英文は、英米の書籍や雑誌からほとんど手を加えない形で採られているため、一般の大学生にはかなりの難物だと思われます。受講者一人ひとりがよく予習して授業に臨むことが求められます。

授業では、毎回2名程度の発表者を決め、英文の内容や語彙、文法・構文など読解のポイント、背景知識について発表した後、受講者全員で質問や意見を共有し、ディスカッションを行って理解を深めます。自ら調べ、考え、発表する態度が必要です。

また、発音やリズム、イントネーションに注意して、聞き手に分かりやい読み(音読)ができるようになることも、この授業の重要な目標です。受講者一人ひとりに音読してもらった後、他の受講者や教員から良かった点や改善できる点を指摘して、より伝わりやすい音読を目指します。詩の朗読・暗唱にもチャレンジします。

教科書付属のCD教材を利用して、イギリス英語やスコットランド英語を聞き取る訓練も行いたいと考えています。
学習の到達目標 語彙を増やし、文法の理解を深めながら英文を理解します。文章の流れを掴みながら、できるだけ短時間で内容を読み取る力を身につけます。国際標準でupper-intermediateレベルの英語力に到達することを目標とします。

※理解度や予習・復習の度合いを確認するために、毎回テストを実施します。
授業計画 第1回 イントロダクション、受講者の自己紹介(一人ずつ英語で)、授業の概要と方法の説明
次回までの課題提示

【第1回に課す予定の課題】
1. 教科書を入手する
2. ナンセンス詩の暗唱(CDも聞くこと)
3. Session 12の予習の開始
(予習の仕方など詳細は授業にて指示)
第2回 前回の課題確認・提出・発表、テスト1
ナンセンス詩の暗唱
発表者による発表、語彙・読解のポイント学習
質問・意見の共有、ディスカッション
次回までの課題提示
第3回 前回の課題確認・提出・発表、テスト2
Session 12
発表者による発表、語彙・読解のポイント学習
質問・意見の共有、ディスカッション
次回までの課題提示
第4回 前回の課題確認・提出・発表、テスト3
Session 13
発表者による発表、語彙・読解のポイント学習
質問・意見の共有、ディスカッション
次回までの課題提示(オンデマンド)
第5回 前回の課題確認・提出・発表、テスト4
Session 14
発表者による発表、語彙・読解のポイント学習
質問・意見の共有、ディスカッション
次回までの課題提示
第6回 前回の課題確認・提出・発表、テスト5
Session 15
発表者による発表、語彙・読解のポイント学習
質問・意見の共有、ディスカッション
次回までの課題提示
第7回 前回の課題確認・提出・発表、テスト6
Session 16
発表者による発表、語彙・読解のポイント学習
質問・意見の共有、ディスカッション
次回までの課題提示
第8回 前回の課題確認・提出・発表、テスト7
Session 17
発表者による発表、語彙・読解のポイント学習
質問・意見の共有、ディスカッション
次回までの課題提示
第9回 前回の課題確認・提出・発表、テスト8
Session 18
発表者による発表、語彙・読解のポイント学習
質問・意見の共有、ディスカッション
次回までの課題提示
第10回 前回の課題確認・提出・発表、テスト9
Session 19
発表者による発表、語彙・読解のポイント学習
質問・意見の共有、ディスカッション
次回までの課題提示(オンデマンド)
第11回 前回の課題確認・提出・発表、テスト10
Session 20
発表者による発表、語彙・読解のポイント学習
質問・意見の共有、ディスカッション
次回までの課題提示
第12回 前回の課題確認・提出・発表、テスト11
Session 21
発表者による発表、語彙・読解のポイント学習
質問・意見の共有、ディスカッション
次回までの課題提示
第13回 前回の課題確認・提出・発表、テスト12
中世ヨーロッパに関する文章 大意をつかむ
発表者による発表、語彙・読解のポイント学習
質問・意見の共有、ディスカッション
次回までの課題提示
第14回 前回の課題確認・提出・発表、テスト13
中世ヨーロッパに関する文章 精読
発表者による発表、語彙・読解のポイント学習
質問・意見の共有、ディスカッション
次回までの課題提示

「特別総括課題」
第15回 前回の課題確認・提出・発表、テスト14
ここまでの復習・質問への回答
語彙・読解のポイント復習
質問・意見の共有、ディスカッション
総括課題のための準備
授業外学習の課題 予習・復習に加え、毎回課題が課され、綿密に準備することが求められます。また、数回の発表やライティング課題等、授業外で数コマ程度の十分な学習が必要となります。
理解度や予習・復習の度合いを確認するために、毎回テストを実施します。
履修上の注意事項 ・スマートフォンではなく、紙の辞書または電子辞書を必ず持参してください。大英和辞典を含む電子辞書を勧めます。英英辞典などの各種辞典(特に電子辞書)を効率よく引く技術と習慣を身につけることも、この授業の重要な目標です。

・英語が大好きな人や本気でしっかりと英語の力を伸ばしたい人を歓迎します。

・毎回2名程度、発表担当者を指定します。履修者数にもよりますが、2-3回に一度は発表担当になることを了解しておいてください。

・発表者は、事前にワードで資料を作成し、メールに添付して教員と他の受講者に送る必要があります。また、資料を印刷して授業時に配布する必要があります。

・授業はできるだけ英語で進め、履修者にも英語を使用することを求めます。

・上にも書きましたが、授業外で十分な学習を確保する必要があります。

・授業中、学生証を机上に提示することを求めます(特に教員が受講者の顔と名前を覚えるまでの前半の数週間)。

・ブレンド授業を実施し、Moodleを使用する予定です。オンデマンドについては、第4回および第10回を予定しています。具体的時期については受講者の要望を聞き、協議の上決定したいと考えていますが、特に要望・指示がなければ上記のままとします。

・休講・補講・追加講義を行う必要が生じた場合は、速やかに連絡させていただきます。ただし、急な場合は教学センターからのお知らせとなる場合があります。教学センターからのメールや教学システムでのお知らせに注意しておいてください。

・補講を行う必要が生じた場合の補講日は、10月7日および12月9日を考えています。(必要性が生じない場合は行いません。)

・初回に英語で自己紹介を行っていただく予定です。

・リーディング中心の授業ですが、他の技能(スピーキング・リスニング・ライティング)も授業内容に含まれることに注意してください。

・ペアワーク、グループワーク、教室全体での活動などに、積極的に参加することが求められます。受動的な座学ではなく、積極的な発言・発表など能動的・自発的な授業参加が必要なコースです。

・オンライン授業の回はオンデマンドで行う予定ですが、同時双方向型の実施を希望する場合はその必要性や教育効果、受講環境などに関する事前確認を行ったうえで教学センターの許可を得て実施することとします。

・欠席については、当日の急病や突発的な事情以外は、できるだけ前日までに連絡してください。また、事前に分かっている場合はできるだけ早く連絡してください。

・履修者が20名を超える場合、より厳格に成績評価が行われます。

・予復習の綿密さや理解度を測るため、毎回テストを実施します。

・2024年1月9日(第14回授業日)に「特別総括課題」を実施します。成人の日の翌日なので、特に2年生は注意してください。

【この科目はレベル2以上の学生のみ履修可能です。】
成績評価の方法・基準 毎回の課題(遂行・提出の有無と完成度)、予習・復習の綿密さ、随時実施の小テスト、授業中の発表・発言、授業への貢献度、作文課題(数回)
割合は、平常点(受講態度・授業内課題)30点、発表・発言や授業への貢献度30点、小テストや作文課題40点を目安に加点・減点することを目安とします。

※毎回のテストおよび授業への取り組みを最も重視します。
※学期を通じて小テストで 60%以上得点することを日常評価点を差し上げる最低条件とします。
テキスト 東京大学教養学部英語部会 編
『The Expanding Universe of English 2』[テキスト+CD4枚]
東京大学出版会
ISBN 978-4-13-082112-4
定価 4,180円(本体3,800円+税)

※生協の教科書販売では入手できません。初回の授業で入手方法を指示します。
参考文献 授業中に紹介します。
主な関連科目 英語読解研究Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問は授業中および授業終了後、相談は授業終了時に受付けます。
授業以外の時間に質問・相談などがある場合もできる限り対応しますので、授業時に伝えてください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(外国語科目(英語)) WGEE11122 2017~2023 1・2・3・4
商学部経営学科(外国語科目(英語)) WGEE11122 2017~2023 1・2・3・4
経済科学部現代経済学科(外国語科目(英語)) WGEE11122 2017~2023 1・2・3・4
経済科学部経済情報学科(外国語科目(英語)) WGEE11122 2017~2023 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(外国語科目(英語)) WGEE11122 2017~2023 1・2・3・4
人文学部教育学科(外国語科目(英語)) WGEE11122 2017~2023 1・2・3・4
法学部法律学科(外国語科目(英語)) WGEE11122 2017~2023 1・2・3・4
法学部国際政治学科(外国語科目(英語)) WGEE11122 2017~2017 1・2・3・4
人間環境学部人間環境学科(外国語科目(英語)) WGEE11122 2017~2023 1・2・3・4
健康科学部心理学科(外国語科目(英語)) WGEE11122 2017~2023 1・2・3・4
健康科学部健康栄養学科(外国語科目(英語)) WGEE11122 2017~2023 1・2・3・4
国際コミュニティ学部国際政治学科(外国語科目(英語)) WGEE11122 2018~2023 1・2・3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(外国語科目(英語)) WGEE11122 2018~2023 1・2・3・4