授業コード 00040100 クラス
科目名 総合教養講義a(AI・データサイエンスと現代社会) 単位数 2
担当者 野呂 正明 他 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)Introduction to mathematics, data science and artifical interigence.
授業の概要 数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムが発表したモデルカリキュラムのうち,「導入」の「社会におけるデータ・AI利活用」について,「基礎」の「データリテラシー」について,「心得」の「データ・AI利活用における留意事項」の3つの項目についてそれぞれ学修する。

本授業は2020年に数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムが発表したモデルカリキュラムに沿って授業が行われます。
学習の到達目標 世界ではデジタル化とグローバル化が進み,社会・産業の転換が大きく進んでいる中で,今後のデジタル化社会の基礎知識として数理・データサイエンス・AIについての基礎的な知識を身に付けることを目標とする。また,これらの知識をもとに活用できるようになることも目標とします。
授業計画 第1回 社会におけるデータ・AI利活用(1)
1.1 社会で起きている変化
・第4次産業革命,Society 5.0,データ駆動型社会等の社会の変化
・デジタル化及び数理・データサイエンス・AIについて
・デジタル化による社会に対する影響
第2回 社会におけるデータ・AI利活用(2)
1.2 社会で活用されているデータ
・社会で活用されているデータの用途別の種類
・データのオープン化及びビックデータ
第3回 社会におけるデータ・AI利活用(3)
1.3 データ・AIの活用領域
・社会におけるデータ・AIの活用
第4回 社会におけるデータ・AI利活用(4)
1.4 データ・AI利活用のための技術(1)
・データを用いた解析法(シミュレーション・最適化等)
第5回 社会におけるデータ・AI利活用(5)
1.4 データ・AI利活用のための技術(2)
・データの可視化法及びその種類
第6回 社会におけるデータ・AI利活用(6)
1.4 データ・AI利活用のための技術(3)
・AIでできること(機械学習等)
第7回 社会におけるデータ・AI利活用(7)
1.5 データ・AI利活用の現場
・社会におけるデータ・AIが使われている具体例
・データ・AIによる問題解決の具体例
1.6 データ・AI活用の最新動向
・データを用いた最新事例(商品のレコメンデーション等)
・AIを用いた最新事例(深層学習等)
第8回 データリテラシー(1)
2.1 データを読む(1)
・量的変数及び質的変数並びにデータの処理
・代表値としての平均値・中央値・最頻値及びそれらの違い
・ばらつきを示す分散・標準偏差・偏差値
第9回 データリテラシー(2)
2.1 データを読む(2)
・散布図と相関係数の関係
・母集団と標本の説明
第10回 データリテラシー(3)
2.2 データを説明する
・棒グラフ・折れ線グラフ・散布図等の様々なグラフ
・グラフを作成する際の注意
・様々な比較方法
第11回 データリテラシー(4)
2.3 データを扱う(1)
・Excelの起動及び四則演算
・基本関数としてのSUM,AVERAGE(オートSUMも含む)
第12回 データリテラシー(5)
2.3 データを扱う(2)
・データ解析ツール
・Excelのデータの扱い方
第13回 データ・AI利活用における留意事項(1)
3.1 データ・AIを扱う上での留意事項(1)
・個人情報保護
・倫理や法
第14回 データ・AI利活用における留意事項(2)
3.1 データ・AIを扱う上での留意事項(2)
・データ・AI利用の失敗例
第15回 データ・AI利活用における留意事項(3)
3.2 データを守る上での留意事項
・情報セキュリティの基礎(機密性・完全性・可用性)
・情報セキュリティ事故の具体例
授業外学習の課題 授業でマイクロソフトエクセルを利用するため、データ入力、合計や平均値の算出といった基本関数を使うことができ、棒グラフ等の基本的なグラフを作成できるよう、事前の練習を行ってください。
履修上の注意事項 復習をしっかり行うこと。演習課題は必ず自ら行うこと。

授業は対面で行う予定ですが、状況に応じてオンデマンド対応となる場合もあります。

授業で必要な資料は毎回、印刷物を配布予定であるが、オンライン配布となった場合は、タブレットやPCでの閲覧とせず、印刷して持参すること。

授業では、マイクロソフトエクセルを利用します。『授業外学習の課題』に従い、準備してください。
成績評価の方法・基準 毎回の授業の小テスト・演習(40%)及び期末テスト(60%)で評価する。
テキスト 北川,竹村編,内田他著,データサイエンス入門シリーズ 教養としてのデータサイエンス,講談社,2021年
参考文献 講義の中で紹介します。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・授業終了後に質問に応じます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(教養科目) 2011~2017 1・2・3・4
商学部商学科(教養科目) WGEL13517 2018~2023 1・2・3・4
商学部経営学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
商学部経営学科(教養科目) WGEL13517 2017~2023 1・2・3・4
経済科学部現代経済学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
経済科学部現代経済学科(教養科目) WGEL13517 2017~2023 1・2・3・4
経済科学部経済情報学科(教養科目) 2011~2015 1・2・3・4
経済科学部経済情報学科(教養科目) WGEL13517 2016~2023 1・2・3・4
人文学部人間関係学科心理学専攻(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) WGEL13517 2017~2023 1・2・3・4
人文学部人間関係学科教育学専攻(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
人文学部教育学科(教養科目) WGEL13517 2017~2023 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(教養科目) WGEL13517 2017~2023 1・2・3・4
法学部法律学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
法学部法律学科(教養科目) WGEL13517 2017~2023 1・2・3・4
法学部国際政治学科(教養科目) 2011~2013 1・2・3・4
法学部国際政治学科(教養科目) WGEL13517 2014~2017 1・2・3・4
法学部国際政治学科(教養科目) 2018~2023 1・2・3・4
人間環境学部人間環境学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
人間環境学部人間環境学科(教養科目) WGEL13517 2017~2023 1・2・3・4
健康科学部心理学科(教養科目) WGEL13517 2017~2023 1・2・3・4
健康科学部健康栄養学科(教養科目) 2017~2017 1・2・3・4
健康科学部健康栄養学科(教養科目) WGEL13517 2018~2023 1・2・3・4
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) WGEL13517 2018~2023 1・2・3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) WGEL13517 2018~2023 1・2・3・4