授業コード | 00038900 | クラス | |
科目名 | 総合教養講義a(論点民法) | 単位数 | 2 |
担当者 | 増田 栄作 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 試験問題を用いた民法の基礎的論点の学修 |
授業の概要 | この講義の目的は、各種資格試験・国家試験等で出題される民法択一式問題をもとにした事例問題の演習および解答・解説を通じて、民法の基礎的な論点(争点)についての理解を深め、市民社会の基本法である民法について知る手がかりを得ることです。他の民法諸科目との関係では、この講義は、各学部で開講されている民法諸科目を履修する前提となる知識を整理して理解を深めるとともに、各種試験の民法択一式問題に対応できる知識・実践的能力を養うものとして位置づけられます。この講義の検討対象は、債権総論および債権各論の諸論点です。 授業では、Shudo Moodleを用います。授業各回においてMoodle上に講義レジュメ等を提示するので、それを用いて学習すること。学習後、適宜出題されるまとめ課題(小テスト)にとりくみ提出すること。その後、まとめ課題の成績評価について確認し、その都度提示される解答例にしたがって復習すること。 【オンデマンド授業の実施について】 第5回および第6回授業については、オンデマンド授業の形式で実施します。当該授業日までにShudo Moodleコース上に授業教材(講義案、講義レジュメ、講義スライド、まとめ課題等)を提示します。授業では、教材を使って学習し、まとめ課題を提出してください。詳細については第1回授業で説明します。 |
学習の到達目標 | 1.この講義では、以下の知識・能力の獲得を目標とします。 ①社会に生起する民法上の諸問題について、民法上の規定や論点と関連づけて理解できるようになる。 ②日常生活に関わる民法上の具体的課題について、民法上の規定や論点をふまえて対処できるようになる。 ③民法分野のより高度な学習・研究活動にとって必要となる基本的理解や思考力を獲得する。 2.この講義では、各種資格試験・国家試験等で出題される民法択一式問題に対応するうえで必要となる基本的知識および実践的能力の獲得を目標とします。 |
授業計画 | 第1回 | 契約総論・申込・承諾 |
第2回 | 同時履行の抗弁 | |
第3回 | 契約の解除①・解除の要件 | |
第4回 | 契約の解除②・解除の効果 | |
第5回 | 契約各論・贈与・売買①(オンデマンド) *授業進度の関係で授業内容が異なる場合がありますが、それにかかわらず第5回の実施形態はオンデマンドです。 |
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第6回 | 売買②(オンデマンド) *授業進度の関係で授業内容が異なる場合がありますが、それにかかわらず第6回の実施形態はオンデマンドです。 |
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第7回 | 使用貸借・消費貸借・賃貸借①・賃貸借の要件 | |
第8回 | 賃貸借②・賃貸借の効果 | |
第9回 | 事務管理・不当利得・不法行為 | |
第10回 | 債権総論・債権の目的 | |
第11回 | 債務不履行①・債務不履行の要件 | |
第12回 | 債務不履行②・債務不履行の効果・損害賠償の範囲 | |
第13回 | 債権者代位権 | |
第14回 | 詐害行為取消権 | |
第15回 | 保証 |
授業外学習の課題 | 授業各回においてMoodle等を用いてに講義レジュメ等を提示するので、それを用いて予習し、授業を受講すること。Moodle等を用いて適宜出題されるまとめ課題(小テスト)にとりくみ提出すること。その後、まとめ課題の成績評価について確認し、その都度提示される解答例にしたがって復習すること。毎回の授業外学習に要する時間は予習復習あわせて4~5時間。 |
履修上の注意事項 | ブレンド型授業を実施します。オンデマンド授業はもとより対面授業の場合においても、授業ではMoodleを用います。授業全体を通じて、まとめ課題(小テスト)および定期試験の成績評価を重視します 民法科目を履修予定・履修済の学生諸君、また各種資格試験・国家試験で民法択一式問題に接する学生諸君の履修を推奨します。もちろん民法初学者の学生諸君の履修を歓迎するが、検討対象が実際の試験問題であるため、民法に関する初歩的知識を前提に授業せざるをえないこともあるので、授業内容を十分に理解するためには明確な目的意識と一層の努力が必要です。 |
成績評価の方法・基準 | ①授業ごとに実施するまとめ課題(小テスト・40%)、②最終試験(60%)で評価します。 |
テキスト | 『新スーパー過去問ゼミ6・民法Ⅱ』資格試験研究会・実務教育出版・2020年・1800円+税・ISBN:9784788937284 |
参考文献 | 授業時に指示します。 |
主な関連科目 | 法学部で開講されている民法関連科目。 *総合教養講義a(事例で学ぶ民法)は、この講義と同趣旨の授業科目であり、総則・物権および担保物権を検討対象としています。 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業内容に関する質問、課題評価のフィードバックおよびその他相談等については、適宜Moodleメッセージおよびalphaメールを用いて問い合わせること。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学部商学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
商学部商学科(教養科目) | WGEL13609 | 2017~2023 | 1・2・3・4 |
商学部経営学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
商学部経営学科(教養科目) | WGEL13609 | 2017~2023 | 1・2・3・4 |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | WGEL13609 | 2017~2023 | 1・2・3・4 |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | WGEL13609 | 2017~2023 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | WGEL13609 | 2017~2023 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科教育学専攻(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部教育学科(教養科目) | WGEL13609 | 2017~2023 | 1・2・3・4 |
人文学部英語英文学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部英語英文学科(教養科目) | WGEL13609 | 2017~2023 | 1・2・3・4 |
法学部法律学科(教養科目) | - | 2011~2023 | 1・2・3・4 |
法学部国際政治学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
法学部国際政治学科(教養科目) | WGEL13609 | 2017~2017 | 1・2・3・4 |
法学部国際政治学科(教養科目) | - | 2018~2023 | 1・2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | WGEL13609 | 2017~2023 | 1・2・3・4 |
健康科学部心理学科(教養科目) | - | 2017~2023 | 1・2・3・4 |
健康科学部健康栄養学科(教養科目) | - | 2017~2023 | 1・2・3・4 |
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) | WGEL13609 | 2018~2023 | 1・2・3・4 |
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) | WGEL13609 | 2018~2023 | 1・2・3・4 |