授業コード 93214052 クラス 52
科目名 研究指導(政治・行政研究) 単位数 2
担当者 船津 靖 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 国際政治・報道と宗教・イデオロギー Ⅱ International Politics and Journalism / Religion and Ideology Ⅱ
授業の概要  研究指導(比較政治研究)の前期シラバスを参照のこと。
 修士論文作成の準備としては例えば次のような段階をむ。
1、<具体的な事例を伴うテーマ>を教員の指導を受けながら選ぶ。
1、研究の方法論、必要な専門知識と先行研究を学ぶコア・テキストを選び、精読する。
1、深く掘り下げ独自性を出すための資料を広く渉猟する。
1、全体の構成を練る。「はじめに」の草稿を書く。
1、各章、節を執筆しながら構成を修正する。
1、教員の批評・添削を受けながら推敲を繰り返す。
1、最終的に徹底的な事実確認と校閲を行う。
1、「おわりに」を書く。
 授業では論文草稿の克明な批評・添削を重視する。
学習の到達目標  原稿用紙数十枚以上の論文を書く構成力、知識、表現力を身に付けられるようになる。英文の記事・論文・資料を活用できるようになる。国際政治の現実や理論について専門的見識を持てるようになる。情報の選択や価値判断の認知的制約を理解できるようになる。
授業計画 第1回 前期論文の点検
第2回 前期論文の推敲
第3回 後期論文の執筆計画
第4回 追加資料の選定
第5回 追加資料の要約箇所選定
第6回 追加資料の引用箇所選定
第7回 テーマ・構成・資料の調整
第8回 資料の要約・挿入と草稿調整
第9回 資料の引用・挿入と草稿調整
第10回 削除中心に推敲
第11回 論文草稿の中間発表
第12回 事実確認
第13回 構成・註の最終点検
第14回 最終稿校閲
第15回 最終まとめ
授業外学習の課題  コア・テキストの自習、資料の収集・整理、論文草稿の執筆。英語の自習を含め、授業日3時間以上、休日や祝日は年末年始も含め6時間以上を勉強や研究に充てることが望ましい。
履修上の注意事項  前期を履修していることが必要。教室での対面授業を実施する。履修の時間帯は暫定。受講者や教員の都合で変更する可能性が相当ある。教員との連絡を密にすること。
成績評価の方法・基準  論文の作成過程約40%、最終的な水準と完成度約60%で評価。
テキスト  ジョセフ・ナイ他『国際紛争 理論と歴史 第10版』。相談の上、変更する可能性はある。NHKのニュース防災アプリ(無料)や日経電子版(紙)の国際ニュースは準テキスト。
参考文献  マーティン・ワイト『国際理論 三つの伝統』、『聖書 聖書協会共同訳、旧約聖書続編付き』、リチャード・ホーフスタッター『アメリカの反知性主義』、ジャック・アタリ『メディアの未来』など。院生のテーマ、進捗状況をみて随時紹介する。
主な関連科目 比較政治研究Ⅳ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
 質問にはできるだけ速やかに回答する。論文、学習はもちろん進路や就活の相談にもできるだけ対応する。メールも可。funatsu@shudo-u.ac.jp 学期中の評価や批評は授業中やMoodleでも個別に対応。論文への批評は個別の問い合わせに面談やメールなどでじっくり対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学研究科M国際政治学専攻 2022~2022 1・2