授業コード 93213100 クラス
科目名 政策研究演習Ⅲ(事例研究) 単位数 2
担当者 伊藤 敏安 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 政策研究演習Ⅲ Studies on local public policy Ⅲ
授業の概要 ・公共政策論や公共経済学にまたがる問題として“Nudge”と“Libertarian paternalism”を取り上げ、法哲学の批判的知見をふまえたうえで、公共政策への適用可能性と課題について議論する。
学習の到達目標 ・公共政策における“Nudge”と“Libertarian paternalism”の応用の適否について自分で考え、自分で評価できる知識を修得する。
授業計画 第1回 ・文献2、第2章「人間と経済人」についての読み合わせ、検討。
第2回 ・文献2、第3章「自己選択」についての読み合わせ、検討。
第3回 ・文献2、第4章「政府部門」についての読み合わせ、検討。
第4回 ・文献2、第5章「失敗」についての読み合わせ、検討。
第5回 ・文献2、第6章「手段パターナリズム」についての読み合わせ、検討。
第6回 ・文献2、第7章「理論と実践」についての読み合わせ、検討。
第7回 ・文献2、第8章「社会的厚生」についての読み合わせ、検討。
第8回 ・文献2、第9章「自由」についての読み合わせ、検討。
第9回 ・文献3、第1章「行動経済学の基礎知識」についての読み合わせ、検討。
第10回 ・文献3、第2章「ナッジ」についての読み合わせ、検討。
第11回 ・文献3、第3章「仕事での応用」、第4章「先延ばし行動」についての読み合わせ、検討。
第12回 ・文献3、第5章「社会的選好」、第6章「働き方」についての読み合わせ、検討。
第13回 ・文献3、第7章「医療への応用」についての読み合わせ、検討。
第14回 ・文献3、第8章「公共政策への応用」についての読み合わせ、検討。
第15回 ・今期の学修に関する総合的検討。
授業外学習の課題 ・問題意識を持つこと。
・学修と研究に関するアイデアをメモする習慣をつけること。
履修上の注意事項 ・「政策研究演習Ⅱ」と連続して受講すること。
成績評価の方法・基準 ・毎回の発表の内容、まとめ方、プレゼンテーションの仕方(60%)、議論への参加状況(40%)から総合的に評価。
テキスト ・文献1、那須耕介、橋本努編著『ナッジ!?』、勁草書房、2020。
・文献2、キャス・サンスティーン『入門 行動科学と公共政策』、勁草書房、2021。
・文献3、大竹文雄『行動経済学の使い方』、岩波書店、2019。
参考文献
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・授業に関する質問等は、その場またはメイルで随時受け付ける。
・オフィスアワーは火曜日5限。事前にメイルで確認すること。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学研究科M国際政治学専攻 2022~2022 1・2