授業コード | 93205000 | クラス | |
科目名 | 国際経済論研究Ⅱ | 単位数 | 2 |
担当者 | 新宅 公志 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 複数産業・複数国での国際貿易 International Trade in Multi-country and Multi-good |
授業の概要 | 国際貿易研究の目的は、国際貿易論の理論と実証を統合的に扱い、国際貿易を解明することである。 とりわけ、国際貿易研究Ⅱでは、複数産業・複数国を明示的に考える開放経済を分析する。 |
学習の到達目標 | 複数産業・複数国での国際貿易を分析する術を修得することを目標とする。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス |
第2回 | 産業間・産業内貿易の程度の実証 | |
第3回 | 産業内貿易の理論仮説の実証:自国市場効果、輸出市場効果 | |
第4回 | 比較優位仮説の実証.1:リカードの仮説 | |
第5回 | 比較優位仮説の実証.2:ヘクシャー・オリーンの仮説 | |
第6回 | 比較優位仮説の実証.3:要素含有量アプローチ | |
第7回 | 伝統的な重力モデル:財貿易、FDI、国際観光 | |
第8回 | 産業間貿易と重力モデル | |
第9回 | 産業内貿易と重力モデル | |
第10回 | 産業連関表の読み方 | |
第11回 | 産業連関表分析 | |
第12回 | 国際産業連関表の読み方 | |
第13回 | 付加価値貿易.1:理論 | |
第14回 | 付加価値貿易.2:実証 | |
第15回 | 期末報告 / まとめ |
授業外学習の課題 | 本科目に関わる学部レベルのミクロ経済学と計量経済学の知識で、理解が不十分な部分を十分に学習する必要がある。 |
履修上の注意事項 | (1) 授業の実施形式 ・原則:対面授業で行う ・非対面授業に変更になった場合は同時双方向(Zoom)で行う。 *ZoomのURL等は授業課題情報保守を参照 (2)欠席する場合は、事前に連絡すること。議論することでより理解が深まるので、積極的に議論に参加すること。 (3)学部レベルのミクロ経済学と計量経済学の知識を前提とする。 |
成績評価の方法・基準 | 報告内容(50%)と講義での議論(50%)に基づき、総合的に評価する。 |
テキスト | 各テーマごとに読むべきテキストや論文を紹介する。 |
参考文献 | 若杉隆平「国際経済学 第3版 (現代経済学入門)」2009年、岩波書店 清田耕造、神事直人「実証から学ぶ国際経済」 2017年、有斐閣 猪俣哲史「グローバル・バリューチェーン」2019年、日本経済新聞出版社 Feenstra, Robert C. 2015. Advanced International Trade: Theory and Evidence. Princeton(2nd): Princeton University Press. Robert C. Feenstra, 2003, Empirical Methods for International Trade, MIT Press |
主な関連科目 | ミクロ経済学研究I・II |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義の前後に質問等を受け付ける。それ以外の時間でも質問等を受け付けるが、その場合は事前にE-mailなどで予約すること。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学研究科M国際政治学専攻 | - | 2017~2022 | 1・2 |