授業コード 93107000 クラス
科目名 行政法演習Ⅱ 単位数 2
担当者 門脇 美恵 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 行政判例研究(救済法)
授業の概要 行政法研究Ⅱで学んだ内容に即して、判例を報告し、これに基づき検討する。
学習の到達目標 行政法研究Ⅱで学んだ行政救済法の各事項に関する重要判例を検討し、学説および関連判例を踏まえた上で、自らの見解をまとめることができる。
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 国家賠償(1)国家賠償法1条に関する判例検討
・「公権力の行使」
・「公務員の職務遂行」
第3回 国家賠償(2)国家賠償法1条に関する判例検討
・「過失」
・「違法性」
第4回 国家賠償(3) 国家賠償法2条に関する判例検討
・「公の営造物」
・「瑕疵」
第5回 国家賠償(4)国家賠償法2条に関する判例検討
・水害訴訟と「瑕疵」
・供用関連瑕疵
 
国家賠償3〜4条
第6回 国家賠償(5)国家賠償法3に関する判例検討



第7回 損失補償に関する判例検討(1)
・補償の根拠
・補償の要否
第8回 損失補償に関する判例検討(2)
・補償の内容
結果責任に基づく国家補償に関する判例検討
第9回 行政不服申し立てに関する判例検討
第10回 行政事件訴訟に関する判例検討(1)
・裁判所の権限
・民事訴訟との関係
第11回 行政事件訴訟に関する判例検討(2)
・抗告訴訟の対象
第12回 行政事件訴訟に関する判例検討(3)
・原告適格
第13回 行政事件訴訟に関する判例検討(4)
・訴えの利益
・出訴期間
・執行停止
第14回 行政事件訴訟に関する判例検討(5)
・義務付け訴訟
・差し止め訴訟
第15回 行政事件訴訟に関する判例検討(6)
・当事者訴訟
授業外学習の課題 テキスト該当箇所に予め目を通し、事後復習して下さい(各回2時間程度)。
履修上の注意事項 六法(種類は問いません)および行政判例百選Ⅰ・Ⅱを利用できるようにご準備下さい。
成績評価の方法・基準 報告およびその他の授業態度
テキスト 市橋ほか編著『アクチュアル行政法〔第3版〕』(法律文化社、2020年)
参考文献 適宜指示します。
主な関連科目 行政法研究Ⅰ、行政法演習Ⅰ及びⅡ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了時に質問してください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学研究科M法律学専攻 2017~2022 1・2