授業コード 93104700 クラス
科目名 刑事訴訟法研究Ⅱ 単位数 2
担当者 山﨑 俊恵 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 犯罪者の処遇
授業の概要  現在、犯罪者の更生及び再犯防止に向けて処遇の在り方が議論され、今年の通常国会に、刑務作業を義務付ける懲役刑を見直し、禁錮刑と一元化した「拘禁刑」とする等の改正を行う法律案が提出される予定であると報じられている。そこで、現行の犯罪者処遇制度の課題及び法改正をめぐる議論を検討する。
学習の到達目標  現行の犯罪者処遇制度を理解し、問題点を抽出するとともに、改正をめぐる議論を検討する。
授業計画 第1回 ガイダンス、資料紹介、授業の進め方、報告の仕方等
第2回 犯罪の動向
第3回 犯罪者の処遇(1)刑務所における処遇(1)
第4回 犯罪者の処遇(2)刑務所における処遇(2)
第5回 犯罪者の処遇(3)刑務所における処遇(3)
第6回 犯罪者の処遇(1)保護観察(1)
第7回 犯罪者の処遇(2)保護観察(2)
第8回 再犯の動向(1)
第9回 再犯の動向(2)
第10回 現在の犯罪者処遇制度の課題
第11回 法制審議会少年法・刑事法(少年年齢・犯罪者処遇関係)部会における議論(1)
第12回 法制審議会少年法・刑事法(少年年齢・犯罪者処遇関係)部会における議論(2)
第13回 法制審議会答申
第14回 現在の犯罪者処遇制度の課題の解決策
第15回 まとめ
授業外学習の課題  各授業で取り上げられるテーマについて各自予習する。
履修上の注意事項 ・対面で実施する。
・5年プログラム対象者については、学部の「刑事訴訟法」を履修済みの者のみ、履修を認める。 
・授業中の議論への積極的な参加を望む。
成績評価の方法・基準  報告内容(70%)、議論への参加度及び発言内容(30%)により評価する。
テキスト なし
参考文献 ・法務省法務総合研究所『令和3年版 犯罪白書』(2021年)
・法制審議会少年法・刑事法(少年年齢・犯罪者処遇関係)部会、https://www.moj.go.jp/shingi1/housei02_00296.html
・刑事法ジャーナル68号(2021年)
ほか
主な関連科目 刑事訴訟法研究Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
できる限り授業中に対応する。授業中に質問の機会等がなかった場合には、eメール等での質問・相談に応ずる。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学研究科M法律学専攻 2017~2022 1・2