授業コード | 91216800 | クラス | |
科目名 | ビジネス教育論研究Ⅰ | 単位数 | 2 |
担当者 | 玉繁 克明 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | ビジネス教育論の研究 Ⅰ Research of Business Education Ⅰ |
授業の概要 | 本講義では,高等学校の専門教育としての商業教育におけるビジネスの概念を念頭におき,商業教育の歴史を振り返るとともに,ビジネスに関わる不祥事はなぜ後を絶たないのか,なぜ倫理に反する行動に至ることがあるのかについて議論するなかで,教科商業におけるビジネス教育とは何かについて掘り下げていく。 |
学習の到達目標 | (1) 高等学校におけるビジネス教育の定義について,体系的・系統的に理解し,説明することができる。 (2) ビジネス教育の構築に向けて,自ら課題を見出し,創造的に考察するとともに,科学的な根拠に基づいて解決する力を身に付けることができる。 (3) ビジネス教育の構築に向けて,自ら学び,探究心をもって粘り強く取り組む姿勢を身に付けることができる。 (4) ビジネス教育の構築に向けて,自ら学び,他者の考えを柔軟に取り入れながら多面的・多角的に捉え,自らの学修を調整しようとする態度を身に付けることができる。 |
授業計画 | 第1回 | ビジネス教育とは |
第2回 | 学校教育とリカレント教育(社会人のための学び直し) | |
第3回 | 学習指導要領とは | |
第4回 | 高等学校学習指導要領(教科商業) | |
第5回 | 「コンピテンシー・ベース」の学力観 | |
第6回 | 学習指導要領の変遷 | |
第7回 | 教科商業の目標の変遷 | |
第8回 | 教科調査官の商業の解釈 | |
第9回 | 教科調査官のビジネスの解釈 | |
第10回 | 「コンピテンシー・ベース」とビジネス教育 | |
第11回 | 「ビジネス基礎」の概念 | |
第12回 | デジタル時代における簿記教育と会計教育 | |
第13回 | ビジネスの諸活動とは | |
第14回 | ビジネス倫理観とは | |
第15回 | ビジネス教育の構築に向けて |
授業外学習の課題 | ・テキストは,事前に読んで講義に参加してください。 ・授業は,受講生にそれぞれの担当箇所を割り当て,レジュメにまとめて発表・報告してもらう形式をとります。 ・事後学修としてテーマに対するレポート提出を求めます。 |
履修上の注意事項 | ・自ら考え,自ら論理を組み立てようとする意欲を持つこと。 |
成績評価の方法・基準 | 発表・報告の資料及びレポート課題(60%),議論に積極的に参加する姿勢及び質疑応答(40%)等によって総合的に評価する。 |
テキスト | 河内滿『ビジネス教育論の展開』大学教育出版,2017年。 |
参考文献 | 必要に応じて紹介します。 |
主な関連科目 | 商業教育,商学,経営学,会計学に関する科目。 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・授業内容についての質問や相談は,授業の中で時間を取り共有します。 ・教職希望者については,別途相談に応じます。 ・オフィスアワーは,火曜日4時限とします。ただし,会議や出張などで不在の場合もあるので,メール等で事前に連絡してください。 ・上記以外の日時でも,メール等で事前に問い合わせてもらえれば,時間調整して対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学研究科M経営学専攻 | - | 2020~2022 | 1・2 |