授業コード | 91114200 | クラス | |
科目名 | アジア経済論研究Ⅱ | 単位数 | 2 |
担当者 | NGUYEN Duc Lap | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | ASEAN経済共同体の誕生とアジア経済の変貌 The Birth of AEC and Transformation of Asian Economy |
授業の概要 | 2015年末のASEAN経済共同体(AEC)の発足により、ASEANの巨大な単一市場および生産基地が誕生した。ASEANの総人口は巨大市場の14億人の中国と13億人のインドに次いで世界3位になり、アメリカやEUを上回っている。もはやアジアなくしては世界の経済が成り立たない時代を迎えている。 本講義はこのような時代におけるアジア経済全体や基礎理論を概観しながら、各国の経済発展の過程および課題を考察する。特に、AECの誕生はアジアの地域にどのような影響をもたらすのかを視野に入れて、考える。 |
学習の到達目標 | アジア経済発展の理解を深めるとともに、個別の国・地域の特徴を把握することを目標とする |
授業計画 | 第1回 | 東アジア経済発展の光と影 |
第2回 | NIEsの経済発展 | |
第3回 | 市場経済化の中国 | |
第4回 | 中国の台頭と域内貿易の深化 | |
第5回 | 台頭するインド経済と課題 | |
第6回 | ASEAN設立からAECの発足への歩み | |
第7回 | AECの現状と課題 | |
第8回 | 大メコン圏開発と三大経済回廊 | |
第9回 | インドネシアの経済 | |
第10回 | タイの経済 | |
第11回 | フィリピンの経済 | |
第12回 | マレーシアの経済 | |
第13回 | CLMVの経済 | |
第14回 | シンガポールの経済 | |
第15回 | グローバル時代における地域経済協力 |
授業外学習の課題 | 受講者が選んだテーマについての文献・資料を収集し、熟読することを前提に報告と討論を行うので、事前に準備すること。 |
履修上の注意事項 | 授業全体を通して、アクセス状況、授業中の質問・質問への答えや意見等の受講態度、授業における議論、報告および課題提出を重視する。 |
成績評価の方法・基準 | 報告(30%)、レポート(40%)、授業への取り組み(30%)によって総合的に評価する。 |
テキスト | 必要な資料は配布する |
参考文献 | 1. 坂田 幹男、内山 怜和(2016)『アジア経済の変貌とグローバル化』晃洋書房 2. 三重野文晴、深川由起子(2017)『現代東アジア経済論』ミネルヴァ書房 3. 池部 亮、藤江 秀樹(2016)『分業するアジア―深化するASEAN・中国の分業構造』日本貿易振興機構 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中の質問は歓迎する。また、メールか電話で対応する。 授業終了後に質問にも応じる。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学研究科M商学専攻 | - | 2021~2022 | 1・2 |