授業コード | 90714500 | クラス | |
科目名 | ファイナンス研究Ⅱ | 単位数 | 2 |
担当者 | 岩永 安浩 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | ファイナンス研究Ⅱ:Study on FinanceⅡ |
授業の概要 | ファイナンス論は, コーポレート・ファイナンスと証券投資論に大別されますが, この講義では, 後者の証券投資論を扱います。 証券投資論は, ミクロ経済学をベースにした金融経済学から投資実務の理論づけにかかわる部分を体系化したものです。 この講義では, テキストの輪読を通じて, 証券投資論の基本的知識について理解します。 |
学習の到達目標 | 1.現代ポートフォリオ理論を理解している。 2.現代ポートフォリオ理論に関する実証分析の方法を理解している。 3.現代ポートフォリオ理論を投資戦略に応用する方法を理解している。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス |
第2回 | ポートフォリオのリターンとリスク(テキスト第1章) | |
第3回 | マーケット・モデル(テキスト第2章) | |
第4回 | 資本資産価格モデル(テキスト第3章) | |
第5回 | 株式の価格評価(テキスト第4章) | |
第6回 | 市場の効率性と株式投資(テキスト第5章) | |
第7回 | 債券の価格と利回り(テキスト第6章) | |
第8回 | イールドカーブの特性(テキスト第7章) | |
第9回 | 債券の価格変動リスク(テキスト第8章) | |
第10回 | 債券の信用リスク(テキスト第9章) | |
第11回 | アセット・アロケーション(1)(テキスト第17章 前半) | |
第12回 | アセット・アロケーション(2)(テキスト第17章 後半) | |
第13回 | 国際分散投資(テキスト第18章) | |
第14回 | 投資パフォーマンスの評価(テキスト第19章) | |
第15回 | 先物の理論価格・先物によるヘッジ(テキスト第11章・第12章) |
授業外学習の課題 | 担当した輪読箇所の報告準備を進めて下さい。 学習した範囲についてテキストの復習を行って下さい。 |
履修上の注意事項 | 授業はテキストの輪読を中心に行います。 毎回の出席が原則であり,理由なき欠席及び遅刻はしないようにして下さい。 微分積分, 確率統計の基本的な知識が必要になります。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み(40%)および報告の内容(60%)を目安に総合的に評価します。 |
テキスト | 藤林宏・袖山則宏・矢野学・角谷大輔著 『EXCELで学ぶファイナンス2 証券投資分析』 金融財政事情研究会 |
参考文献 | Elton, E.J., Gruber, M.J., Brown, S.J. & Goetzmann, W.N. 『Modern Portfolio Theory and Investment Analysis』(John Wiley & Sons)ISBN:9781118469941(9th edition) |
主な関連科目 | ファイナンス研究Ⅰ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
基本的には, 講義の前後に質問等を受け付けます。それ以外の時間では, 事前にE-mailで連絡の上, 予約を取るようにして下さい。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
経済科学研究科M現代経済システム専攻 | - | 2021~2022 | 1・2 |