授業コード 90711000 クラス
科目名 産業政策論研究Ⅰ 単位数 2
担当者 太田 耕史郎 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 北欧の産業(イノベーション)政策 Industrial (Innovation) Policies in Northern Europe
授業の概要 現在,経済体制として大半の国は資本主義を採用していますが,資本主義の中身も国により区々です。北欧諸国は高福祉を特徴として来ましたが,相対的に所得格差が小さく,国民の幸福度が高く,さらに経済成長率も日本より高くなっています。この授業ではそうした北欧の幾つかの都市の産業政策,とりわけイノベーション政策を学習します。
学習の到達目標 北欧の産業政策が理解できるようになる。
授業計画 第1回 先進国の経済と社会
第2回 地方創生のための産業創出とイノベーションの役割
第3回 地方都市における産業振興
第4回 地域発展とそのメカニズム
第5回 地域における観光政策の役割と課題
第6回 グローバル化した経済におけるイタリアの産業集積
第7回 産業集積と「新しい製造業」
第8回 イノベーション,持続可能性と地域発展
第9回 地域政策推進における官民アクターの連携
第10回 グローバルなイノベーション勝者を目指して
第11回 社会イノベーションと地域の発展
第12回 スペインにおける地域発展とイノベーション
第13回 補足1:ヘルシンキの産業政策
第14回 補足2:ストックホルムの産業政策
第15回 補足3:より最近の動向
授業外学習の課題 必ず予習して来ること。
履修上の注意事項 テキストに沿って順番で報告をしてもらいますが,自分の担当箇所以外も,つまりテキストの全部を丁寧に読み込んで下さい。また,毎回,必ず出席して下さい。
※授業は対面で実施します。
成績評価の方法・基準 発表内容で評価します。
テキスト 法政大学地域研究センター・岡本義行編(2017)『地域活性化政策とイノベーション──EU主要国の事例研究──』芙蓉書房出版.
参考文献
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問は随時,受け付けます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
経済科学研究科M現代経済システム専攻 2021~2022 1・2