授業コード 90512700 クラス
科目名 特別研究(パーソナル・ファイナンス) 単位数 2
担当者 西本 健 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 パーソナル・ファイナンス(ライフプランニング・リタイアメントプランニング)
授業の概要 我が国の社会保障制度には大きく分けて、公的扶助、社会保険、社会福祉、公衆衛生の4つがありますが、本講座ではそのうちの社会保険(公的年金を含む)の知識や実務において必要とされる住宅資金や教育資金などの基礎的な資金計画の考え方を身につけます。

初回授業は4/14(木)9:00からです。講義はスライド(Power Point)で解説し、テキスト(CFP資格標準テキスト)を参照しながら進めて参ります。使用したスライドは授業後皆様に個別で送付いたします。復習に使用してください。
学習の到達目標 CFP資格審査試験の「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」課目の合格に必要な知識の習得を目標とします。また、人生設計・生活設計において起こりうる具体的な事例についてアドバイスできる知識を習得します。
授業計画 第1回 ガイダンス
パーソナルファイナンスとFP
FPの倫理とコンプライアンス
第2回 ライフプランの作成(ライフイベント表、キャッシュフロー表、個人バランスシート)
各種係数(終価係数、現価係数、減債基金係数、年金終価係数、年金現価係数、資本回数係数)
第3回 教育資金設計、住宅資金設計(1)
高校卒業までにどのくらいの学費がかかるのか、大学や専門学校に入るための資金をどうするのか
第4回 住宅資金設計、教育資金設計(2)
住宅取得資金の準備、住宅ローンについて
第5回 社会保険の基礎知識
狭義の社会保険(医療保険、年金保険、介護保険)と労働保険(雇用保険、労災保険)
第6回 公的医療保険、公的介護保険(1)
健康保険と国民健康保険
第7回 公的医療保険、公的介護保険(2)
公的介護保険と民間介護保険の違いについて
第8回 労災保険、雇用保険
さまざまな保障内容について
第9回 公的年金制度(老齢給付、障害給付、遺族給付)(1)
老齢給付(老齢基礎年金と老齢厚生年金)
第10回 公的年金制度(老齢給付、障害給付、遺族給付)(2)
障害給付(障害基礎年金と障害厚生年金)
第11回 公的年金制度(老齢給付、障害給付、遺族給付)(3)
遺族給付(遺族基礎年金と遺族厚生年金)
第12回 企業年金等・退職金の基礎知識(1)
確定給付企業年金と確定拠出年金
第13回 企業年金等・退職金の基礎知識(2)
中小企業退職金共済その他
第14回 各種ローンとカード
フリーローンとキャッシングの違い
デビットカード、クレジットカードなど
第15回 老後のリスクマネジメント
マルチステージ型ライフプランニング(その考え方と実践)
授業外学習の課題 テキストの該当項目について事前に読んでおいてください。
また、講義終了後に講義内容をまとめたものを各自アドレスにPDFで送りますので復習しておいてください。
履修上の注意事項 資金計画の立て方、社会保険の基本な考え方から丁寧に解説します。
講義は連続して毎回受講してこそ理解が深まると考えます。やむを得ず授業を欠席する場合は事前に申し出るようにしてください。テキストの該当箇所をしっかりと熟読し、分からないときは積極的に質問すること。授業への積極的な参加姿勢も評価の対象となります。

※受講登録を済ませたら、その旨を以下のメールアドレスで通知していただければ幸いです。
また登録前に何かご質問等がございましたらお知らせください。
nishimoto@randac.com(講師:西本健)
成績評価の方法・基準 質問等、授業への取り組み姿勢(80%)及び理解度チェック(20%)の結果で総合的に評価します。
提出課題等は特にありません。理解度チェックについては授業中、理解できているかどうか個別に質問をしていきます。フィードバックは授業を通してその都度解説いたします。
テキスト CFP資格標準テキスト『ライフプランニング・リタイアメントプランニング』(2021年~2022年版、日本FP協会)
参考文献 日本FP協会ホームページhttp://www.jafp.or.jp/
主な関連科目 リスクと保険 相続・事業承継設計 タックスプランニング
不動産運用設計 金融資産運用設計
※「リスクと保険(保険研究)」は後期西本が担当します。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
第1回の授業で説明します。
分からない箇所は授業後、メール等でお知らせください。その都度対応いたします。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学研究科M法律学専攻 2017~2022 1・2