授業コード | 90500700 | クラス | |
科目名 | 異文化コミュニケーション研究 | 単位数 | 2 |
担当者 | 竹井 光子 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 言語と文化とコミュニケーションに関する文献の理解 Reading and understanding topics on language, culture, and communication |
授業の概要 | 国際・地域社会の営みの中では、言語・文化的背景の異なる人々との対話が生じる場合が多々あります。その対話における言語コミュニケーションについて、文献購読とディスカッションを通して、理論的側面の理解を深めます。文化は言語の構造や機能に影響を与え、また、言語はそれを使用する人の思考や価値観(文化)を表現する手段であるとの立場から、まずは日本語・日本語インターアクションの特徴とその背後にある文化を客観的に観察・考察するところから始めます。 |
学習の到達目標 | 1.言語と文化、コミュニケーションに関連する基本的な概念についての知識を習得する 2.自言語・自文化に対する客観的な考察を通して、言語コミュニケーションの理論的・実践的側面の理解を深める |
授業計画 | 第1回 | 授業ガイダンス |
第2回 | 文献購読、要旨の報告、ディスカッション(言語と文化) | |
第3回 | 文献購読、要旨の報告、ディスカッション(コミュニケーション) | |
第4回 | 文献購読、要旨の報告、ディスカッション(日本語の特徴①: 文レベル) | |
第5回 | 文献購読、要旨の報告、ディスカッション(日本語の特徴②: 談話レベル) | |
第6回 | 文献購読、要旨の報告、ディスカッション(日本語会話の特徴①:語用論) | |
第7回 | 文献購読、要旨の報告、ディスカッション(日本語会話の特徴②:インターアクション) | |
第8回 | 発表とディスカッション、まとめ(1) | |
第9回 | 文献購読、要旨の報告、ディスカッション(日英比較①:文レベル) | |
第10回 | 文献購読、要旨の報告、ディスカッション(日英比較②:談話レベル) | |
第11回 | 文献購読、要旨の報告、ディスカッション(Lingua Franca) | |
第12回 | 文献購読、要旨の報告、ディスカッション(Intercultural Communication①:知識と技能) | |
第13回 | 文献購読、要旨の報告、ディスカッション(Intercultural Communication②:態度) | |
第14回 | 発表とディスカッション、まとめ(2) | |
第15回 | 総括と研究計画への指針 |
授業外学習の課題 | ・各回指定されたテキストを読み込み、重要な点を整理してディスカッションに備えておくこと。 ・要旨報告の担当者は、担当箇所の報告資料(レジュメ)を作成すること。 ※以上の作業のために、各回2時間程度を要します。 |
履修上の注意事項 | ★グローバル社会における言語と文化、言語コミュニケーションが果たす役割に興味を持ち、自言語・自文化の理解を出発点として異文化間コミュニケーションの課題を政治・行政研究に関連づけて考察することに関心がある学生の履修を望みます。 ★本科目は、講義形式ではなく、履修生による文献購読、発表およびディスカッションによって構成します。課題である購読を怠ると授業が成立しませんので、注意してください。 |
成績評価の方法・基準 | 課題への取組(50%)、授業ディスカッションへの参加・貢献(50%)をもとに、総合的に評価します。 |
テキスト | 毎回、文献(論文など)をおおむね授業計画にあるテーマにそって準備します。履修生の研究テーマ、興味・関心によって調整する場合もあります。図書館やオンライン・リポジトリ等で入手可能なものについては、文献収集の練習を兼ね各自で手配をお願いします。 |
参考文献 | 南雅彦『言語と文化:言語学から読み解くことばのバリエーション』くろしお出版、2009年(3,000円+税)その他、授業内で適宜紹介します。 |
主な関連科目 | 政治・行政研究演習VII(事例研究) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業内外で対応します。メール(アドレスは授業時に指定)による相談にも応じます。授業外における相談・面談を希望する場合には、メールで連絡をしてください。面談日程を調整します。 ※課題へのフィードバックは、授業内またはメールなどで行います。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学研究科M国際政治学専攻 | - | 2017~2021 | 1・2 |