| 授業コード | 90336800 | クラス | |
| 科目名 | 産業・労働分野に関する理論と支援の展開 | 単位数 | 2 |
| 担当者 | 行正 徹 他 | 履修期 | 前期授業 |
| カリキュラム | ＊下表参考 | 配当年次 | ＊下表参考 |
| 授業題目 | 労働産業現場における精神保健の現状とその実践の具体的な仕方について About the present situation of the mental health in the workplace of modern Japan and the concrete practice |
| 授業の概要 | 現代日本社会の労働現場の実情をその歴史的背景から把握して、現在の精神保健の現状を理解し、労働者を取り巻く精神衛生上の問題を把握する。そのことを通じて産業現場における精神保健活動の重要性を理解する。 そして、職場での精神保健上、すなわち、精神医学的な問題や臨床心理学的な問題の特徴を押さえ、支援していく方法を理解する。 |
| 学習の到達目標 | 労働者の抱えている精神的な問題及びその臨床心理学的な支援の特徴を理解できる。 |
| 授業計画 | 第１回 | 労働安全衛生の歴史、公害・労働問題の歴史 |
| 第２回 | 現代の産業社会における精神保健の現状 | |
| 第３回 | 労働安全衛生法と産業医及び臨床心理士等の役割 | |
| 第４回 | 事例１、うつ病（典型例） | |
| 第５回 | 事例２ うつ病（非典型例） | |
| 第６回 | 事例３ 躁うつ病（双極性障害）、躁状態 | |
| 第７回 | 事例４ ADHD | |
| 第８回 | 連携の仕方について | |
| 第９回 | 統合失調症 | |
| 第１０回 | 躁うつ病（双極性障害） | |
| 第１１回 | うつ病（抑うつ障害群） | |
| 第１２回 | 薬物依存症、アルコール依存症 | |
| 第１３回 | 不安障害・強迫性障害等 | |
| 第１４回 | パーソナリティ障害群 | |
| 第１５回 | 事例５（薬物依存） |
| 授業外学習の課題 | 毎回の授業終了後は次回に向けて十分に復習をする。 |
| 履修上の注意事項 | 授業は対面または、状況によりリモートで実施します。 可能な限り具体的・実践的な話題を提供するので、主体的・積極的に臨むことに留意する。項目の丸暗記などは必要ない。内容の理解に努める。 |
| 成績評価の方法・基準 | 授業等への参加の態度50％、試験50％で総合的に評価する。 |
| テキスト | 特に使用しない。 |
| 参考文献 | 石田光規「産業・労働社会における人間関係」日本評論社、天笠崇「成果主義とメンタルヘルス」新日本出版、熊沢誠「働きすぎに斃れて」岩波書店 |
| 主な関連科目 | 臨床心理学、精神医学、司法精神医学、臨床精神病理学、産業保健学 |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業終了後の質問に応じる。必要に応じてメール・電話での質問も受け付ける。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
| 人文科学研究科M心理学専攻 | － | 2020～2022 | 1・2 |