授業コード | 90312000 | クラス | |
科目名 | 教育基礎論Ⅱ | 単位数 | 2 |
担当者 | 宮崎 康子 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 新教育以降の教育思想を学ぶ |
授業の概要 | 伝統的な教育思想においては、教育は外部から与えられ形成されるものだと考えられてきた。これに対して、19世紀末から20世紀初頭にかけて世界的に興隆した新教育運動は、被教育者である子どもを中心にした教育への方向転換をはかった。その理論的支柱であるJ.デューイの思想を、経験の連続性と相互作用という概念を中心に確認する。 |
学習の到達目標 | 近代教育(学)における教育理論とそれを支える教育思想の流れとそれぞれの関連を知ることができる。 |
授業計画 | 第1回 | 授業概要説明—新教育運動とデューイの思想 |
第2回 | 新教育以前の教育思想 | |
第3回 | 19世紀後半~20世紀初頭における新教育運動 | |
第4回 | 20世紀における新教育運動 | |
第5回 | ヨーロッパにおける児童中心主義 | |
第6回 | 日本における児童中心主義 | |
第7回 | デューイの教育思想①—アメリカにおける新教育運動 | |
第8回 | デューイの教育思想②—経験についての理論 | |
第9回 | デューイの教育思想③—社会的統制 | |
第10回 | デューイの教育思想④—自由の本性 | |
第11回 | デューイの教育思想⑤—目的の意味 | |
第12回 | デューイの教育思想⑥—教材について | |
第13回 | デューイの教育思想⑦—教育の手段と目的 | |
第14回 | 教育と経験概念 | |
第15回 | 総括—近代教育(学)における教育理論・思想 |
授業外学習の課題 | 積極的に関連文献に当たること。 |
履修上の注意事項 | ・講義ではあるが、受講者からの積極的な意見・質問を求める。 ・対面を基本として行うが、必要と状況に応じてオンラインも併用で行う。 ・教員および発表担当者の都合により、相談の上で日程が変更される場合がある。 |
成績評価の方法・基準 | 授業時の発言(30点)および毎回の授業後のシート記入内容(30点)、レポート(40点)に基づいて判断する。 |
テキスト | デューイ『経験と教育』市村尚久訳、講談社、2004年 |
参考文献 | 適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 教育基礎論Ⅰ、教育基礎論演習Ⅰ・Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
メール予約で受け付ける。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文科学研究科M教育学専攻 | - | 2021~2022 | 1・2 |