授業コード | 90300800 | クラス | |
科目名 | 食心理学Ⅰ | 単位数 | 2 |
担当者 | 今田 純雄 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 食行動科学の概要について |
授業の概要 | 食行動は、生物行動であると同時に学習行動であり、また社会・文化行動でもある。心理学の中では、動物心理学、知覚(味嗅覚)心理学、学習心理学、感情・動機づけ心理学、発達心理学、社会心理学、文化心理学、健康心理学、臨床心理学といった諸領域において研究されてきた。本講義では、これら多領域の研究成果に基づき、食行動の決定因を統合的に理解することを目的とする。また同時に、食行動が心理学の研究対象としていかに重要かつ魅力的なものであるかについて述べる。 |
学習の到達目標 | 食行動科学の概要を説明できること。 |
授業計画 | 第1回 | 1. 食行動の生理的基礎 |
第2回 | 2. 食行動の生物的基礎 | |
第3回 | 3. 条件づけられる行動としての食行動 | |
第4回 | 4. 評価条件づけと食行動 | |
第5回 | 5. 感覚・知覚と食行動 | |
第6回 | 6. 味嗅覚と食行動 | |
第7回 | 7. 味嗅覚の神経科学的基礎 | |
第8回 | 8. 感情と食行動 | |
第9回 | 9. ストレスと食行動 | |
第10回 | 10. 満腹感・満足感 | |
第11回 | 11. 社会行動としての食行動 | |
第12回 | 12. 文化行動としての食行動 | |
第13回 | 13. 食行動の障害 | |
第14回 | 14. 肥満と過食 | |
第15回 | 15. 痩身願望とダイエットおよび食の問題行動 |
授業外学習の課題 | 内部および外部に設置したサーバーを用いて,E-learning課題を与える。 |
履修上の注意事項 | 履修にあたり専門的知識は必要としない。ただし心理学全般にわたる基礎的、基本的知識を必要とする。 *非対面形式の授業に変更された場合:同時双方向性の形式で実施する。 |
成績評価の方法・基準 | 少人数であるので,授業参加への積極性が評価対象となる。毎回の授業で,自分の意見を述べ,質疑応答,議論の内容によって評価する。 |
テキスト | 「食行動の科学」今田・和田編著(朝倉書店,4200円,修大生協) 「食べることの心理学」今田純雄 有斐閣 2000円 修大生協 「動機づけと情動」今田純雄・北口勝也 培風館 2200円 修大生協 |
参考文献 | 随時示す。 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業開始時にメードアドレスを教える。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文科学研究科M心理学専攻 | - | 2020~2022 | 1・2 |