授業コード 90112000 クラス
科目名 観光ビジネス特殊研究 単位数 4
担当者 金　徳謙 履修期 年間授業
カリキュラム ＊下表参考 配当年次 ＊下表参考
授業題目 空間的・定量的視点からの観光ビジネス研究
授業の概要 　情報通信技術の発展にともない、観光ビジネスは大きく変化しています。このような観光ビジネスを研究するためには、既存のデータの収集方法、アプローチの視点や分析手法では解決できない新しい方法を修得する必要があります。
　本講義では、より効率的にデータの収集・分析をするため、伝統的な研究方法はもちろん、新しい調査分析手法を検討しながら、両方法を実践的に修得し、受講者の研究への応用を図ります。
【実務経験内容：旅行会社で営業、商品企画・開発、マーケティング、ニーズ調査、外為など、旅行業全般に関する業務および旅行業の経営に16年間携わっていました。】
学習の到達目標 観光事象、とりわけ観光ビジネスの課題を空間的視点・統計学的視点から定量的に説明するためのデータの収集・解析・説明することができる。
授業計画 第１回 ガイダンス
第２回 観光ビジネス①（三大観光業）
第３回 観光ビジネス②（その他の伝統的な観光業）
第４回 観光ビジネス③（観光情報業）
第５回 文献講読①（概念や範囲の理解）
第６回 文献講読②（観光トレンドの理解）
第７回 文献講読③（マス・ツーリズムの変遷）
第８回 文献講読④（経済効果に着目して）
第９回 文献講読⑤（社会文化的効果に着目して）
第１０回 研究方法論の検討①（研究と方法論の関係）
第１１回 研究方法論の検討②（方法論の理解）
第１２回 研究方法論の検討③（方法論と研究手法）
第１３回 研究方法論の検討④（研究方法論についての議論）
第１４回 研究方法論の検討⑤（研究方法論の検討）
第１５回 データの収集①（研究内容の発表）
第１６回 データの収集②（必要データについて議論）
第１７回 データの収集③（データの収集方法の議論）
第１８回 データの収集④（収集方法における問題点について討論）
第１９回 データの収集⑤（データ収集の計画）
第２０回 データの収集⑥（データ収集の実践）
第２１回 データの収集⑦（データ収集の結果の発表）
第２２回 研究フレームの構築①（研究フレームの発表）
第２３回 研究フレームの構築②（研究の着眼点を中心に）
第２４回 研究フレームの構築③（研究フレームの検討）
第２５回 研究フレームの構築④（研究の独創性を中心に）
第２６回 研究フレームの構築⑤（既存研究との比較）
第２７回 研究フレームの構築⑥（研究フレームについて討論）
第２８回 事例研究のまとめ
第２９回 事例研究の報告と討論
第３０回 事例研究の執筆指導
授業外学習の課題 文献の収集、研究への着想の整理、方法論の検討
観光ビジネスのトレンドについてレポート課題を課します。レポートについては授業中に指示します。
履修上の注意事項 毎回の授業の準備を欠かさずしてください。
データの収集手法のスキルアップのため、毎回の内容を繰り返し復習してください。
英文の文献、資料を使う場合もあります。
成績評価の方法・基準 【期末試験】無
毎回のディスカッション（30％）、調査手法の修得度合い（40％）、課題と事例研究報告（30％）で評価します。
テキスト 未定。
その他、資料を配布します。
参考文献 授業中適宜紹介します。
主な関連科目 観光ビジネス研究Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応		 授業中積極的に質問、発言をしてください。オフィスアワーは火曜３限ですが、研究室訪問も歓迎します。訪問前にメールなどで在室を確認してください。
その他、Google Classroom経由、随時受け付けます。

課題、レポート内容についての質問などはオフィスアワーまたは授業中に対応します。フィードバッグは授業中に行います。
■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学研究科D商学専攻 － 2019～2019 1･2･3
商学研究科D商学専攻 － 2021～2022 1･2･3