| 授業コード | 84001000 | クラス | |
| 科目名 | 子どもの保健演習 | 単位数 | 2 |
| 担当者 | 福田 順 | 履修期 | 前期授業 |
| カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
| 授業題目 | 子どもの保健演習 |
| 授業の概要 | 子どもの保健Ⅰと子どもの保健Ⅱで学んだ内容をを基礎知識として、当講義では、身体計測、おむつ交換、沐浴、包帯法などの演習によって技術を身につけます。また、保育現場で実際に発生する問題を挙げ、それらを事例検討しながら、子どもたちにどんな支援が必要かを考える力を養います。【実務経験内容:小児科病棟 看護師】 |
| 学習の到達目標 | ・保育現場で必要な様々な技術(健康観察、養護方法、体調不良時の対応など)が実践できるようになる。 ・様々な状況に置かれた子どもとその家族について、多面的に考えることができるようになる。 ・保育現場での保健活動の計画と評価について理解できる 。 |
| 授業計画 | 第1回 | いろいろな状況にある子どもたちへの支援について考える |
| 第2回 | 発育発達状態の把握、身体計測方法とその評価方法 | |
| 第3回 | 健康観察の方法と注意点 | |
| 第4回 | 養護の実際①(抱っこ、おんぶ、寝んね、着替え、おむつ交換) | |
| 第5回 | 養護の実際②(調乳、授乳、排気) | |
| 第6回 | 養護の実際③(沐浴) | |
| 第7回 | ①感染予防方法と想定される状況下での対応方法 ②予防接種について | |
| 第8回 | アレルギー疾患をもつ子どもへの支援 | |
| 第9回 | 子どもに起こりやすい事故の応急手当①(ショック、出血、傷、熱傷) | |
| 第10回 | 子どもに起こりやすい事故の応急手当②(熱中症、誤飲、目・耳・鼻の異物、脱臼・捻挫・骨折、鼻出血) | |
| 第11回 | 子どもに起こりやすい症状とケア①(発熱、嘔吐と吐物の処理方法、消毒方法) | |
| 第12回 | 子どもに起こりやすい症状とケア②(下痢、咳、腹痛、便秘、発疹、頭痛) | |
| 第13回 | 薬の預かり方、与薬の仕方 | |
| 第14回 | 子ども虐待について | |
| 第15回 | 保健計画の作成と活用 |
| 授業外学習の課題 | 日頃から、書籍、新聞記事、雑誌、映画などの中から子どもに関するニュース、子どもを取り巻く環境の問題点などを意識して見聞きするようにして、子どもの心と身体の特徴や、必要とされる支援などについて考えてながら過ごしてください。 |
| 履修上の注意事項 | 対面授業を実施します。 子どもの保健Ⅰ、Ⅱを基礎知識としての演習になりますので、その内容を復習しておいてください。 また、日頃から積極的に子どもに関する情報を見聞きして、今の子どもたちがどんな風に過ごしているか、社会のあり方や環境が子どもにどんな影響を与えているか、などを考えながら過ごしてみてください。例えば、いろんなメディアの中で子ども関係のkeywordsを見かけたらちょっとでも読んでみるとか、ドラッグストアなどに行ったときに子ども用の商品コーナーに行ってみるとか。このように意識しながら過ごすことによって、講義での学びが深まると思います。 |
| 成績評価の方法・基準 | 講義の内容によって、何度か提出していただく小課題を30点、内容確認試験(筆記)を70点として、総合的に評価します。 |
| テキスト | 『子どもの保健演習ブック』 松本峰雄監修 ミネルヴァ書房 |
| 参考文献 | 講義の中で適宜紹介します。 |
| 主な関連科目 | |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義終了時に直接ご質問ください。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
| 人文学部教育学科(資格関連科目) | - | 2016~2022 | 3・4 |