授業コード 82001100 クラス
科目名 社会教育演習 単位数 2
担当者 三浦 浩之 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 地域社会教育・生涯学習関連施設に求められるこれからの学習機会の創出
授業の概要 本演習では、
 生涯学習論Ⅰ・Ⅱ、生涯学習支援論Ⅰ・Ⅱ、社会教育経営論Ⅰ・Ⅱ
等の関連科目で修得した専門的な理論及び技能と、本授業の前半に確認する最新の社会教育・生涯学習の政策動向を基に、地域社会教育・生涯学習関連施設でこれから必要な学習機会の創出を各自が主体的に試みる。

※社会教育主事任用資格(社会教育士の称号)の取得を希望する者は本演習を受講することが必須である。
※本演習を受講するにあたっては、上記のいずれかの講義科目を2科目4単位以上履修・修得していることが望ましい。
学習の到達目標 ○社会教育行政・社会教育推進の専門職に必要な最新の知識と考え方を理解し、説明できるようになること。
○社会教育実践に関わる諸課題を主体的・協働的に発見し解決していく学習機会を創出できるようになること。
授業計画 第1回 オリエンテーション
 地域社会教育・生涯学習関連施設で必要な学習機会とは
第2回 社会教育の専門職として必要な基礎的・現代的な知識と考え方
―2018年中教審答申「人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策について」の解読を通して―
第3回 社会教育のこれからを探るための問いの探究(1)
―Society5.0,SDGs,DXとガバナンス・イノベーション、知識基盤社会、協働の社会づくり、共創まちづくり―
第4回 社会教育のこれからを探るための問いの探究(2)
―学びへの参加のきっかけづくり、多様な人材の幅広い活躍の促進、多様な主体との連携・協働の推進、教育行政・一般行政の役割・連携、多様な資金調達の試み―
第5回 コロナ禍にある・コロナ禍を越える生涯学習・社会教育
―2020年10月第10期生涯学習分科会議論の整理「人と技術の融合で、広がり、つながる、生涯学習・社会教育 ~命を守り、誰一人として取り残すことのない社会の実現へ~」を読み解く
第6回 【プレゼン、ワーク】コロナ禍にある・コロナ禍を越える生涯学習・社会教育の取り組み事例発表・分析(1)
第7回 【プレゼン、ワーク】コロナ禍にある・コロナ禍を越える生涯学習・社会教育の取り組み事例発表・分析(2)
第8回 【ワーク】地域社会教育施設における学習機会創出に向けて ―いま必要な学習プログラムとは?―
第9回 【ワーク】地域社会教育施設における学習プログラムの構想 ―地域と地域課題と施設の分析―
第10回 【プレゼン】対象地域と地域課題と施設の分析の報告
第11回 【ワーク】対象施設における学習プログラムの計画
第12回 【プレゼン、ワーク】計画した学習プログラムの報告と相互・自己点検(1)
第13回 【プレゼン、ワーク】計画した学習プログラムの報告と相互・自己点検(2)
第14回 【ワーク】学習プログラムのリデザインとその報告
第15回 ふりかえりと総括
授業外学習の課題 1 社会教育に関する法令や答申等に目を通し、動向を理解した上で授業に臨むこと。
2 資料やデータの収集、発表レジュメの作成など、授業に対する主体的な取り組みを求める。
履修上の注意事項 1 社会教育主事任用資格(社会教育士の称号)の取得を希望する者は本演習を受講することが必須である。
2 本演習を受講するにあたっては、下記のいずれかの講義科目を2科目4単位以上履修・修得していることが望ましい。
 生涯学習論Ⅰ・Ⅱ、生涯学習支援論Ⅰ・Ⅱ、社会教育経営論Ⅰ・Ⅱ
3 授業に関する連絡等にはMoodleおよびGoogle Classroomを活用する。授業資料の配布、課題の提示と提出等もMoodleおよびGoogle Classroomを活用する。紙媒体での授業資料等の配布は行わないため、授業に臨む前に、各自で資料等を準備していただきたい。
4 「社会教育のこれからを探るための問いの探究」の内容については、最新動向により内容を変更する可能性がある。
5 十分な新型コロナウィルス感染抑止対策を行ったうえで、グループワークを行う。グループワークに際しては、責任をもって役割を担い、授業内外の学びに積極的に参加すること。

※国際コミュニティ学部地域行政学科の学生が、この科目を履修するには、選考手続きがあります。ガイダンスのほか、学年別Moodleにアップされる手続き情報を確認して、申し込んでください。
成績評価の方法・基準 受講態度(ワーク、プレゼン、ディスカッション等への参加状況)40%と2つの課題(グループと個人)60%に基づいて総合的に評価する。
テキスト
参考文献 適宜示す
主な関連科目 生涯学習論Ⅰ・Ⅱ、生涯学習支援論Ⅰ・Ⅱ、社会教育経営論Ⅰ・Ⅱ、行政特論B(公共空間創造論)、ソーシャルイノベーション論、その他のまちづくり・地域づくりや社会教育に関する科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
必要であれば、いつでも、面談または大学メール(alpha)にて質問・相談に応じる。面談の場合には事前に大学メールで依頼すること。
添付ファイル 20201013-mxt_syogai02-10074_01.pdf 説明 第10期中央教育審議会生涯学習分科会における議論の整理
添付ファイル 20201013-mxt_syogai02-10074_2.pdf 説明 第10期中央教育審議会生涯学習分科会における議論の整理(概要)
URLリンク 人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策について(答申)
URLリンク Groove Designs(人とまちの新しい関わり方をデザインする会社)
URLリンク City Lab Tokyo(Open Innovation Platform)

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
健康科学部心理学科(資格関連科目) 2017~2018 2・3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(資格関連科目) 2018~2022 2・3・4