授業コード | 81116900 | クラス | |
科目名 | 初等教育(英語) | 単位数 | 2 |
担当者 | 松宮 奈賀子 | 履修期 | 第3学期 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 小学校における英語指導に必要な知識と技能を身に付ける (Acquire the knowledge and skills necessary for teaching English in elementary school) |
授業の概要 | 外国語活動および小学校外国語科の指導に必要な実践的英語運用力と,英語に関する背景的な知識の習得を目指す。 具体的には,授業場面や児童の発達,学習段階を意識しながら,「聞く」「話す」「読む」「書く」の指導において留意すべき事項や,児童に向けた語りかけに必要な英語運用力の習得を目指すとともに,第二言語習得や児童文学等に関する基本的な知識の獲得を目指す。 |
学習の到達目標 | ・第二言語習得や児童文学等に関する基本的な知識を身に付けている。 ・児童の「聞く」「話す」「読む」「書く」の学びに関する基本的な知識を身に付けている。 ・児童に向けて調整された語りかけができる。 ・英語の発音の仕組みを理解し,理解可能な発音で英語を読むことができる。 |
授業計画 | 第1回 | 外国語活動および小学校外国語科の指導に求められる知識・技能の理解 |
第2回 | 第二言語習得理論(1)学習者の年齢と習得の関係 | |
第3回 | 第二言語習得理論(2)インプット,アウトプット,フィードバック | |
第4回 | 第二言語習得理論(3)動機づけ,Willingness to Communicate | |
第5回 | 「書くこと」の指導に必要な知識(1)文字 第二言語習得理論の理解確認テスト |
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第6回 | 「書くこと」の指導に必要な知識(2)教材の活用 | |
第7回 | 指導者としての「読むこと」(1)プロソディ | |
第8回 | 指導者としての「読むこと」(2)単語,音節,オンセットライム,音素 | |
第9回 | 児童文学(1)絵本 | |
第10回 | 児童文学(2)歌 | |
第11回 | 児童に向けた「語りかけ」(1)Teacher Talk | |
第12回 | 児童に向けた「語りかけ」(2)Small Talk | |
第13回 | 児童に向けた「語りかけ」(3)発表,児童が推測しながら「聞く」 | |
第14回 | 英語発音練習(1)子音,母音 | |
第15回 | 英語発音練習(2)絵本の読み聞かせ 授業のまとめ |
授業外学習の課題 | 各回の授業において,課題を指示する。 授業後には各自で授業内容を振り返り,疑問点を次時の最初に質問できるようにしておくこと。 |
履修上の注意事項 | ・講義形式だけでなく,学生によるグループワークや,声を出しての発音練習,児童に向けた語りかけを想定した英語スピーチの発表などを行う。 ・英語の発音やスピーチには不安や恥ずかしさを覚える履修者もいるかもしれない。履修者全員が協力的,支持的な雰囲気の醸成に協力し,互いの学びに繋がるよう努力することを期待する。 ・担当教員が履修者を覚えるまで,座席指定を行うことがある。 |
成績評価の方法・基準 | ・第二言語習得理論の理解確認テスト(20点) ・各週の課題,理解確認小テスト(20点) ・児童に向けた語りかけ(英語スピーチ)(25点) ・絵本の読み聞かせ(発音)(25点) ・授業における貢献(他の履修者の理解につながるような積極的な質問など)(10点) |
テキスト | 適宜配布する。 |
参考文献 | 樋口忠彦ほか. 『新編小学校英語教育法入門』. 研究社. ISBN: 4327410985 |
主な関連科目 | 初等英語科教育法 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・授業で学習した内容についての疑問点は,次時の最初に質疑の時間を設けるので,授業内に質問すること。授業内での質問は,他の履修者への貢献として高く評価する。 ・個別の質問には,メールでの対応を基本とする。連絡先は初回授業時に提示する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部教育学科(資格関連科目) | - | 2019~2022 | 2・3・4 |