授業コード | 70016507 | クラス | 07 |
科目名 | ゼミナールa(2022) | 単位数 | 2 |
担当者 | 三上 貴教 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 社会科学の理論的理解の第一歩 |
授業の概要 | 社会科学の理論をめぐる根本的な議論を学ぶ。テキストにはゼミ生にとって全く馴染みのない言葉が並んでいるだろうと思う。しかし、大学で社会科学を学んでいる以上、是非ここに挙げたテキストにトライしておこう。時事的な出来事に対する見る目が変わる。深く考察し、理解するための道具を持っておくと、なぜか気持ちが落ち着くだろう。 もしかするとチンプンカンプンで、むしろフラストレーションがたまるかもしれない。ゼミ生間の議論で理解が深まらない場合は、私ができるだけわかり易く説明する。100パーセントの理解は無理でも、理論的議論に触れた事を自信にしてもらいたい。目まぐるしく変化する時事的事象に、根源的な説明を加えうる試みに触れよう。 |
学習の到達目標 | 方法論的個人主義、存在論的集団主義など、社会科学の理論的理解において登場するターム(用語)を説明できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | 三上論文を通して、十年一昔アプローチに触れておく。(1) |
第2回 | 三上論文を通して、十年一昔アプローチに触れておく。(2) | |
第3回 | テキスト第1章「社会科学は社会現象をどのように捉えようとするのか」(1) | |
第4回 | テキスト第1章「社会科学は社会現象をどのように捉えようとするのか」(2) | |
第5回 | テキスト第2章「社会科学の方法と目的はどのようなものか」(1) | |
第6回 | テキスト第2章「社会科学の方法と目的はどのようなものか」(2) | |
第7回 | テキスト第3章「社会科学の理論は何のためにあるのか」(1) | |
第8回 | テキスト第3章「社会科学の理論は何のためにあるのか」(2) | |
第9回 | テキスト第4章「社会科学はものの見方の一つにすぎないのか」(1) | |
第10回 | テキスト第4章「社会科学はものの見方の一つにすぎないのか」(2) | |
第11回 | テキスト第5章「社会科学において認識と価値はどのような関係にあるのか」(1) | |
第12回 | テキスト第5章「社会科学において認識と価値はどのような関係にあるのか」(2) | |
第13回 | テキスト第6章「社会科学と自然科学の関係はどのようなものか」(1) | |
第14回 | テキスト第6章「社会科学と自然科学の関係はどのようなものか」(2) | |
第15回 | 終章「この本はどこにたどり着いたのか」とまとめ |
授業外学習の課題 | ゼミの前にテキストをしっかりと読んでおく。30分から1時間が目安となります。 |
履修上の注意事項 | テキスト担当の割り当てと準備の間、配布する三上論文を取り扱う。その後はテキストの内容に沿って、報告、議論を展開する予定である。 |
成績評価の方法・基準 | 報告50%、毎回のゼミの議論に対する貢献度25%、テキスト理解25%で評価する。 |
テキスト | 吉田敬(2021)『社会科学の哲学入門』勁草書房、1・2回に用いる三上論文は配布する。 |
参考文献 | 授業中に適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 国際政治学、国際日本学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
昼休みに設定する。事前にメールで連絡を受け、アポを明確にして対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP30801 | 2018~2022 | 3・4 |
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) | FGRA30801 | 2018~2022 | 3・4 |