授業コード | 70008606 | クラス | 06 |
科目名 | 卒業研究 | 単位数 | 2 |
担当者 | 船津 靖 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 国際社会のリアリズム Realism in International Society |
授業の概要 | 国際政治・報道、経済・社会、宗教・思想などの分野で、利害や競争、権力関係を視野に入れたリアリズム(現実主義)の立場から研究する。対象地域は米英、イスラエルなど中東諸国、ロシア・ウクライナそして日本を主に念頭に置いている。アジア、欧州も含める。 英文を含む文献の調査・研究、論文の構成・執筆を指導する。テーマ選択では学生の関心を尊重し、助言・指導する。事実確認、構成、参照文献、的確な表現法を指導する。 教員の専門はジャーナリズムと米イスラエル関係を中心とする米英・中東外交や国際政治。特に宗教の絡む紛争や核拡散、情報機関の問題。大学の図書館のリポジトリ所収論文や他のシラバスを参照してほしい。 個人の自由や民主主義といったリベラルな価値に基づく国際秩序を全体主義や独裁から守るには、パワーポリティクスを視野に入れたリアリズムも必要だ。ニューヨークやエルサレムのほかモスクワ、ロンドンに特派員として赴任した経験からロシア、ウクライナなど旧ソ連諸国、イギリスを中心とする西北欧の実情にもある程度は通じている。 研究論文作成は一般に(理想的には)次のような手順を踏む 1、具体的な事例を伴うテーマを教員の助言・指導を受けながら選ぶ 1、先行研究、専門知識、方法論を学ぶための基本書や論文を選ぶ 1、先行研究の検証と独自研究の素材探索のため、資料を広く渉猟する 1、全体の構成を練る。「はじめに」の草稿を書く 1、各章・節の資料選択と執筆をしながら、構成を修正・改善する 1、推敲と事実確認を繰り返す 1、「おわりに」を書く |
学習の到達目標 | 先行する業績を一定踏まえ背景知識を得た上で着手し、推敲を重ね、破綻のない論文・作品を書き上げられるようになる。英語の記事・論文・資料を活用できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ①対象の選択 |
第2回 | ②形式と字数 | |
第3回 | ③構成 | |
第4回 | ④調査手法 | |
第5回 | ⑤書籍資料 | |
第6回 | ⑥記事・論文資料 | |
第7回 | ⑦文章指導 | |
第8回 | ⑧中間まとめ | |
第9回 | ⑨論文草稿の脱稿 | |
第10回 | ⑩論文草稿の発表 | |
第11回 | ⑪論文草稿の添削 | |
第12回 | ⑫論文草稿の推敲 | |
第13回 | ⑬再構成、追加資料の検討 | |
第14回 | ⑭論文執筆 | |
第15回 | ⑮事実確認と校閲 |
授業外学習の課題 | 英語を含む参考文献や資料を地道に読み進めること。調査や執筆を授業外で着実に進めること。論文執筆準備の資料読破に30時間以上、論文草稿の作成と推敲に30時間以上~あくまで目安。 |
履修上の注意事項 | 対面で指導する。ゼミナールを履修すること。向学心を持ち続けること。教員や他者の批評・批判に耳を傾け、事実の確認、文章の点検と推敲を重ねること。英語の勉強に時間を充てること。 |
成績評価の方法・基準 | 論文作成のプロセス50%、論文内容50% |
テキスト | 学生の関心に応じ、指定する。 |
参考文献 | 随時紹介する。 |
主な関連科目 | ゼミナールa,ゼミナールb, 政治と社会(アメリカ、中東)、国際ジャーナリズム論、メディア論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
進路を含め、いつでも受け付ける。メールは funatsu@shudo-u.ac.jp まで。学期中の評価は授業中やMoodleで個別にも対応。論文への評価や批評は執筆中も提出締め切り後にも、個別の面談やメールなどでじっくり対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP40801 | 2018~2022 | 4 |
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) | FGRA40801 | 2018~2022 | 4 |