授業コード 70008311 クラス 11
科目名 基礎演習 単位数 2
担当者 伊藤 敏安 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 公共政策基礎演習 Basic studies on local public policy
授業の概要 ・地方行財政にかかわる課題について、図書館などで調査・分析した結果を発表する。プレゼンテーションをうけて、全員で意見交換・質疑応答、討論をおこない、調査・分析結果を深化するとともに、新たな研究課題への展開を図る。
・教員は、コメントや補足説明を適宜おこない、関連文献などを示唆する。当初は教員が課題を提示するが、回を追うにつれて、学生からの積極的提案や自主的取り組みが期待される。
・地方シンクタンク勤務22年、国立大学地域経済研究所勤務16年、国・地方自治体の審議会委員等の経験をふまえ、座学と実践を結びつける授業をめざす。
学習の到達目標 ・1年次に入門科目で学んだことをふまえ、地方行財政の仕組みや課題について、みずからの問題としてとらえ、主体的に調べて考える習慣を身につける。
授業計画 第1回 演習の進め方、注意事項
[課題の例(キーワード)]地方自治制度、公務員制度、地方財政、予算・決算・監査、選挙・地方議会、行財政改革、官民協働、規制改革、地方分権
第2回 地方行政システム(制度、仕組み)に関する調査・分析のプレゼンテーション、相互討論
第3回 地方行政システム(実態、都道府県・市町村の事例)に関する調査・分析のプレゼンテーション、相互討論
第4回 地方公務員制度(制度、仕組み)に関する調査・分析のプレゼンテーション、相互討論
第5回 地方公務員制度(実態、都道府県・市町村の事例)に関する調査・分析のプレゼンテーション、相互討論
第6回 地方財政制度(制度、仕組み)に関する調査・分析のプレゼンテーション、相互討論
第7回 地方財政制度(実態、都道府県・市町村の事例)に関する調査・分析のプレゼンテーション、相互討論
第8回 地方議会・選挙制度(制度、仕組み)に関する調査・分析のプレゼンテーション、相互討論
第9回 地方議会・選挙制度(実態、都道府県・市町村の事例)に関する調査・分析のプレゼンテーション、相互討論
第10回 行財政改革・官民協働(背景、経緯)に関する調査・分析のプレゼンテーション、相互討論
第11回 行財政改革・官民協働(実態、都道府県・市町村の事例)に関する調査・分析のプレゼンテーション、相互討論
第12回 規制改革・地方分権(背景、経緯)に関する調査・分析のプレゼンテーション、相互討論
第13回 規制改革・地方分権(実態)に関する調査・分析のプレゼンテーション、相互討論
第14回 総合討論、反省と今後の課題の検討(公共政策全般について)
第15回 総合討論、反省と今後の課題の検討(プレゼンテーションスキルを中心に)
授業外学習の課題 ・地方行財政にかかわる問題にふだんから関心を持つこと、何か疑問があればすぐに教員に質問したり、自分で調べたりすること。
・担当のときには丹念に調べるなど、準備に最低2~3日をかけること。担当でないときでも質問や意見交換の準備をすること。
履修上の注意事項 ・文献や資料の内容を紹介するだけでなく、統計データをもとに分析するなど、独自の工夫が望まれる。
・インターネットによる情報収集に依存しすぎないこと。
・プレゼンテーション資料の作成方法や発表の仕方について、教員と他学生の助言やコメントを真摯に受け止め、次回の発表に反映させること。
成績評価の方法・基準 ・調査・分析の内容(40%)、それらのまとめ方(30%)、プレゼンテーションの仕方(20%)、討論への参加状況など(10%)から、総合的に評価する。
テキスト ・なし。
参考文献 ・毎回のプレゼンテーションの内容に応じて、関連文献などを随時示唆。
主な関連科目 ・地方財政論、地方自治論、都市経営論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・授業に関する質問や意見は、授業終了後またはメイルで随時受け付ける。
・オフィスアワーは火曜日5時限(事前にメイルで確認すること)。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) FGGP20801 2018~2022 2
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) FGRA20801 2018~2022 2