授業コード 70006200 クラス
科目名 政治過程論 単位数 2
担当者 篠原 新 履修期 第2学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 政治過程論
授業の概要  政治過程論は政治学の中では比較的新しい領域であり、今もなお、多くの研究者によって発展し続けています。こうした政治過程論は、具体的な事例の分析から得られた知見を一般化し、理論やモデルとして提示することを重視してきました。この授業では、政治過程論と政治学の関係や政治過程論の代表的な理論やモデルを概説します。また、これらの理論やモデルが現代の日本政治に示唆することについても説明します。こうしたことを通じて、政治過程論の基礎を理解し、自ら政治過程について分析する力を得ることがこの授業の大きな目標です。
 なお、関連する時事問題についても随時取りあげて解説していきたいと思います。ただし、進捗状況によっては講義内容を一部変更することがあります。
学習の到達目標 この授業では、政治過程論を理解するために、大きく以下の3点を到達目標とします。
1.政治過程の仕組みやその課題について説明することができる。
2.日本における政治過程の概要とその特徴について説明できる。
3.関心のある政治過程について、自ら情報を集め分析することができる。
授業計画 第1回 ガイダンス─政治の不完全性
第2回 民主主義が意味するもの
第3回 政治過程論の視角
第4回 議会の役割
第5回 行政の活動と変容
第6回 官僚制の特徴と問題点
第7回 政党・政治家
第8回 政治参加
第9回 利益団体
第10回 政策実施
第11回 政策評価
第12回 世論とマスメディア
第13回 政治文化と民主主義
第14回 司法と政治
第15回 政治過程論のまとめ
授業外学習の課題 ・毎回、授業内容に関係する資料を配付するので、復習をしてください。
・普段から政治に関心を持ってテレビやインターネット、新聞等のニュースに目を通すようにしてください。
・毎回の授業外学習の目安は約1時間です。
履修上の注意事項 ・提出物の期限は厳守してください。
・その他の注意事項は、初回の授業時に説明します。
成績評価の方法・基準 毎回の授業内で行う課題(40%)及びレポート(60%)で評価します。変更する場合は、事前にお伝えします。
テキスト テキストは使用しません。毎回レジュメを配布します。
参考文献 ・川人貞史、吉野孝、平野浩、加藤淳子『現代の政党と選挙 新版』有斐閣、2011年。
・建林正彦、曽我謙悟、待鳥聡史『比較政治制度論』有斐閣、2008年。
・伊藤光利、真渕勝、田中愛治『政治過程論』、有斐閣、2000年。
 その他は適宜、紹介します。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了後にメールで質問と相談を受け付けます。そのほかの時間にも受け付けますが、事前に連絡をください。
レポートのフィードバックとして、全体的な講評をMoodleに一定期間掲示します。個別のフィードバックを希望する場合は、担当教員に問い合わせてください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
国際コミュニティ学部国際政治学科(政治・経済領域) FGGP20602 2018~2022 2・3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(政治領域) FGRA20306 2018~2022 2・3・4