授業コード 64006507 クラス 07
科目名 卒業ゼミ 単位数 2
担当者 亀井 勇統 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 卒業ゼミ (Seminar for graduation thesis)
授業の概要 ・指導教員の専門研究分野に関する研究や活動を通じて得た知識やスキル、そして先行研究の成果などをもとにして、一人一人の学生が個別で研究に取り組みます。それぞれの分野から健康と栄養に関して理解を深め、取り組んだ研究・調査・実践活動などの内容を整理し、ディスカッションや考察を行うなどの実践作業をしながら、論文としてまとめます。

・本ゼミでは、広島県の特産品を含む食品としての農産物や海産物を対象にして,これらの生物資源から動物培養細胞を用いて有用な機能性物質のスクリーニングに取り組みます。                                               
学習の到達目標 ①健康と栄養に関する、それぞれのテーマについて理解を深められる。

②実験・調査・実践等のデータや情報を整理、考察し、論文としてまとめられる。

③発表会の機会を通じてプレゼンテーション力をつける。
授業計画 第1回 ガイダンス(各研究テーマの現状把握、今後の課題、スケジュール確認)

*以下の予定は、概ね実施する内容を目安として記載したものです。学生一人一人が取り組むテーマや、調査・研究の途中経過や進行状況などによって順番・回数などが変更される場合があります。
第2回 動物培養細胞用培地の調製
第3回 動物細胞培養用の器具類の滅菌
第4回 各種機能性試験のスクリーニングに使用する実験材料のサンプリング(海産物材料)
第5回 実験材料のPBS抽出液とメタノール抽出液の調製(海産物試料)
第6回 各種機能性試験のスクリーニングに使用する実験材料のサンプリング(農産物材料)
第7回 実験材料のPBS抽出液とメタノール抽出液の調製(農産物試料)
第8回 海産物試料と農産試料のPBS抽出液とメタノール抽出液試料のフィルター濾過滅菌
第9回 海産物試料の各種機能性試験のスクリーニング
第10回 農産物試料の各種機能性試験のスクリーニング
第11回 報告会Ⅰ(前半)
第12回 報告会Ⅱ(後半)
第13回 論文作成の計画
第14回 卒業論文作成(初稿作成)
第15回 卒業論文作成(仕上げ)
授業外学習の課題 実験で得られた結果は日頃からこまめに集約と解析を行って,得られたデータに対する考察を考えておくこと。また、授業時間を超えてデータ解析や文献再検索を行う必要が出てくる場合があります。特にワードでの卒業論文の作成は、授業内では指導できませんので授業外学習が基本となることを認識しておいて下さい。
履修上の注意事項 ・対面授業を実施します。

・「卒業ゼミ」では事前に関心のあるゼミ担当者の研究室等を訪問し、想定される調査・研究内容の展望や方針について理解したうえで、興味・関心のある分野に希望を提出します。その際、必ずしも第一希望とならないことがある事も理解しておいて下さい。

・なお、本授業は卒業論文等を作成するために必要となる作業(実験・実習・調査や実践・見学活動等)を実施しますが、これらの活動は、様々な環境的な出来事によって90分の授業時間内で収まらないことがよくあります。したがって時間割表記以外の時間や日程を使用しての実施が欠かせないことも理解しておいて下さい。
成績評価の方法・基準 課題(70%)、取り組み姿勢(30%)で評価します。
テキスト なし。指導担当教員から適宜関連するプリントは配布します。
参考文献 論文の書き方・まとめ方、第一出版、日本栄養改善学会監修
主な関連科目 卒業基礎ゼミ、食品学実験Ⅱ、食品加工学実習、食品微生物学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
4年生のゼミ生ですので、私の授業時間・会議時間・来客・学外への出講・学外研究活動等以外の空いている在室時間を活用して、質問や相談に来て下さい。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
健康科学部健康栄養学科(ゼミナール) FHNU40202 2017~2022 4