授業コード 64006403 クラス 03
科目名 卒業基礎ゼミ 単位数 2
担当者 栢下 淳子 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 卒業基礎ゼミ (Basic seminar for graduation thesis)
授業の概要 これまでの教育課程で修得した知識と技能を総合して実験や調査などを行い、管理栄養士や関心のある分野により深い理解を得るために、研究の進め方や研究方法論の基礎を学ぶことを目標とします。

生活習慣病から病気になる人や加齢により脆弱して低栄養になる人などいろいろな人が病院に入院し治療と栄養管理が行われる。在宅で療養する場合でも栄養管理は必要である。特に高齢者になると様々な理由により食事摂取が難しくなる。
本講座では、臨床現場における管理栄養士の役割として、適切な栄養管理や栄養療法と運動療法の関係性,安心安全で美味しい嚥下食を作成する方法などを研究していきます。
また、栄養管理に対して国際的な視野(例アジア地域など)を広げたり,地域の特産品を利用した食品の開発を行ったり、社会に貢献する研究なども考えています。
学習の到達目標 ➀調査・研究のための文献検索ができる。
➁調査・研究のテーマを指導教員の助言をもとに自ら考えることができる。
➂調査・研究を実施するための計画を考えることができる。
授業計画 第1回 ガイダンス(全体計画や進め方の説明などについて)
※※ 以下の予定は、概ね実施する内容を目安として記載したものです。個人やグループが取り組むテーマや、調査・研究の途中経過や進行状況などによって順番・回数などが変更される場合があります。
第2回 情報・文献検索法
第3回 テーマ選考
第4回 テーマに関連した文献検索
第5回 テーマの確定及び研究実施計画の作成準備
第6回 分析・解析法の確認
第7回 研究準備1
第8回 予備実験1
第9回 検証及び計画修正
第10回 本実験1
第11回 本実験2
第12回 結果解析
第13回 結果まとめ・発表作成1
第14回 結果まとめ・発表作成2
第15回 発表、討議、まとめ
授業外学習の課題 情報収集、器具の整備、清掃など時間割授業以外で実施する場合があります。
国際的な栄養問題にも触れ,栄養管理の重要性を学ぶ場合があります。
履修上の注意事項 「卒業基礎ゼミ」では事前に関心のあるゼミ担当者の研究室等を訪問し、想定される調査・研究内容の展望や方針について理解したうえで、興味・関心のある分野に希望を提出します。その際、必ずしも第1希望とならないことがある事を理解しておいてください。
なお、本授業は卒業論文等を作成するために必要となる基本的な作業(実験・実習・調査や実践・見学活動等)を実施しますが、これらの活動は、様々な環境的な出来事によって90分の授業時間内で収まらないことがよくあります。したがって時間割表記以外の時間や日程を使用しての実施が欠かせないことも理解しておいて下さい。

本ゼミは人や食品を対象としているため状況の変化に対応できるよう急な内容変更や授業時間割以外に実施する場合があります。自己中心的になったり不平不満が口に出る方は不向きですので十分検討の上履修してください。
授業は対面で行います。
成績評価の方法・基準 授業・課題への取組み度合(50%)、ゼミにおける態度(30%)、発表等の取組み内容(20%)
テキスト 特になし
参考文献 先行研究論文
主な関連科目 臨床栄養学、食品学、食品加工学、調理学、卒業ゼミ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
研究室在席時は、随時対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
健康科学部健康栄養学科(ゼミナール) FHNU40201 2017~2022 3・4