授業コード 64004300 クラス
科目名 臨床栄養学演習 単位数 2
担当者 栢下 淳子 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 臨床栄養学演習 (Seminar for Clinical Nutrition )
授業の概要 医療機関や介護施設における栄養管理について具体的な多くの症例から学び、体験的に学修します。具体的には、臨床現場で使われる医療用語、機器や医療器具に関する計算を学び、症例をもとに、問診、臨床診査、身体計測、臨床検査、食事調査等のデータを検討して栄養アセスメントと栄養ケアプランの作成を演習を通じて学修し,臨床栄養学実習Ⅱ(栄養ケアプランの実施、モニタリングと再評価、栄養ケアの修正、栄養ケアの記録など)につなげる。臨床栄養学で学んだ疾病に関して症例を提示し、実際に栄養ケアプランを立て症例検討を行う。社会に出て即戦力となる栄養療法の技術を身につけるための演習である。
学習の到達目標 管理栄養士として臨床現場の栄養管理を他の医療スタッフと一緒に、対象者にとってより良い方向へ向かうために実践することができる。
①基本的な症例の栄養アセスメント、栄養ケアプランを作成できる。
②グループワークで仲間の意見を聞き、自分の意見が言える、コミュニケーション能力を身につける。
③各疾患の治療について理解し、解りやすく伝えるプレゼンテーション能力を身につける。
授業計画 第1回 臨床栄養学演習のガイダンス・人体構造の把握
臨床栄養で使われる語句の学習
第2回 栄養アセスメントのための基礎資料・データ
臨床栄養で使われる語句と計算の学習
第3回 症例検討とケアプランについて(糖尿病等)
臨床栄養で使われる語句と計算の学習
第4回 症例検討とケアプランについて(高血圧等)
臨床栄養で使われる語句と計算の学習
第5回 栄養療法を実施するうえでの注意点について
臨床栄養で使われる語句と計算の学習
第6回 症例検討とケアプランについて(慢性腎臓病・血液透析・腹膜透析等)
臨床栄養で使われる語句と計算の学習
第7回 症例検討とケアプランについて(肝臓病等)
臨床栄養で使われる語句と計算の学習
第8回 症例検討のプレゼンテーションについて
臨床栄養で使われる語句と計算の学習
第9回 症例検討とケアプランについて(狭心症・心筋梗塞・脂質異常症等)
臨床栄養で使われる語句と計算の学習
第10回 症例検討とケアプランについて(がん等)
臨床栄養で使われる語句と計算の学習
第11回 栄養状態を評価する指標について
臨床栄養で使われる語句と計算の学習
第12回 症例検討とケアプランについて(摂食嚥下障害等)
臨床栄養で使われる語句と計算の学習
第13回 症例検討とケアプランの作成(ロコモティブシンドローム、老年症候群等)
臨床栄養で使われる語句と計算の学習
第14回 症例検討とケアプランについて(低栄養)
臨床栄養で使われる語句と計算の学習
第15回 臨床現場で他職種に対して症例を伝達できるようになったか(まとめ)
授業外学習の課題 症例検討をする疾患について復習すること。
履修上の注意事項 教室での対面授業とします。
一般的受講マナーの厳守は当然であるほか、無断欠席はもちろんのこと、途中退室は厳禁とします。
成績評価の方法・基準 出席状況(20%)と受講態度(20%),実習の課題や内容をまとめたノート(60%)で総合的に評価します。
テキスト 特になし
参考文献 日本糖尿病学会『糖尿病治療のための食品交換表第7版』(文光堂) 
日本糖尿病学会『糖尿病性腎症の食品交換表第2版』(文光堂)
黒川清 監修『腎臓病食品交換表第8版』(医歯薬出版株式会社)
ビジュアル栄養学テキスト 臨床栄養学 Ⅰ 総論 Ⅱ各論(中山書店)
主な関連科目 臨床栄養学、臨床栄養学実習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
研究室在席時は、随時対応します。
グループワークの中で意見交換し、質問の答えを見出せるように進めます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
健康科学部健康栄養学科(臨床栄養学) FHNU30404 2017~2022 3・4