授業コード 64001500 クラス
科目名 臨床医学Ⅰ 単位数 2
担当者 勝岡　宏之 履修期 前期授業
カリキュラム ＊下表参考 配当年次 ＊下表参考
授業題目 臨床医学Ⅰ（Clinical medicine Ⅰ）
授業の概要 疾患の成因、病態評価や診断・治療法について、感染症・寄生虫症、新生物、血液疾患、内分泌・代謝疾患、眼および付属器の疾患について、臨床医としての実務経験を交えながら説明する。管理栄養士として必要な臨床医学の基礎を学修する。
[実務経験内容：医療機関における臨床医としての診療経験]
学習の到達目標 ①種々の疾患の成り立ちを理解し、概要を説明できる。
②栄養と治療の関係や病気の発生および進行予防を理解し、概要を説明できる。
授業計画 第１回 疾病を理解するための基礎
＊人体の細胞や体内環境、病気について
第２回 感染症・寄生虫症①
＊総論、腸管感染症、結核
第３回 感染症・寄生虫症②
＊人畜共通細菌性疾患、その他の細菌性疾患
第４回 感染症・寄生虫症③
＊性的伝播様式をとる感染症、節足動物媒介感染症、ウイルス感染症など
第５回 感染症・寄生虫症④
＊ウイルス性肝炎、HIV感染症、真菌症、原虫疾患、蠕虫症
第６回 新生物①
＊総論、口腔及び咽頭、消化器(1)
第７回 新生物②
＊消化器(2)、呼吸器・胸腔内臓器
第８回 新生物③
＊骨及び関節軟骨、皮膚・軟部組織、乳房、女性・男性生殖器、腎尿路など
第９回 新生物④
＊甲状腺・内分泌腺、リンパ・造血組織、上皮内新生物、良性新生物
第１０回 血液疾患①
＊総論、栄養性貧血、溶血性貧血
第１１回 血液疾患②
＊その他の貧血、凝固・出血性病態
第１２回 内分泌・代謝疾患①
＊総論、甲状腺障害、糖尿病、膵内分泌障害、副甲状腺障害
第１３回 内分泌・代謝疾患②
＊下垂体障害、副腎障害、栄養障害、肥満症
第１４回 内分泌・代謝疾患③
＊代謝障害
第１５回 眼および付属器の疾患
＊総論、水晶体障害、網膜障害、緑内障、視神経及び視路障害、眼球運動障害など
授業外学習の課題 日常の生活、新聞ならびに授業に出てくる疾病について関心をもち、整理する。
授業外学習総時間：60時間
履修上の注意事項 ①管理栄養士国家試験において、この授業は、「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」の領域のみならず他の領域にも密接に関係しているので、十分理解するように心がけること。
②授業の配布資料などは適切に自己管理すること。再度の配布は行わない。
③授業中の不適切な態度・行動があった場合は、出席として認めない場合があるので注意すること。
成績評価の方法・基準 授業中に実施する10回の小テストの合計（100％）で評価する。
テキスト 使用しない。
参考文献 栄養科学イラストレイテッド 臨床医学 疾病の成り立ち 第3版、田中明・藤岡由夫偏、羊土社、2021、本体2,900円＋税、ISBN978-4-7581-1367-0
栄養科学イラストレイテッド 解剖生理学 人体の構造と機能 第3版、志村二三夫・岡純・山田和彦偏、羊土社、2020、本体2,900円＋税、ISBN978-4-7581-1362-5
主な関連科目 生化学、解剖生理学Ⅰ、解剖生理学Ⅱ、臨床医学Ⅱ、臨床医学Ⅲ、基礎栄養学、応用栄養学、臨床栄養学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応		 授業終了後に直接またはメールにて質問・相談に対応する。
■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
健康科学部健康栄養学科（人体の構造と機能及び疾病の成り立ち） FHNU20214 2017～2022 2･3･4