授業コード 64000700 クラス
科目名 社会福祉概論 単位数 2
担当者 澤田 光 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 社会福祉概論
Introduction to Social Welfare
授業の概要  社会福祉は、子ども、高齢者、障がい者、貧困、災害時など、広範囲の分野にわたっています。超少子高齢社会では、人々の生活において、さまざまな社会福祉の課題があり、「食」に関係した支援や、ケアの充実が求められています。
 この授業では、社会福祉のそれぞれの分野で必要とされる、栄養士に関係した支援を学び、理解を深め、考察する力を養います。
 なお、本科目は、管理栄養士の国家試験に出題される「社会・環境と健康」分野についての学習内容となります。
学習の到達目標 ①福祉における当事者の問題、現実の社会状況、法律、制度や関連施策を理解する。
②福祉と栄養士の関係に対する気づきを深め、自分の言葉で説明できるようになる。
③福祉分野における栄養士の役割について、自分の意見を基に、他者の意見も聞きながら、意見交換をすることができる。
授業計画 第1回 栄養士・管理栄養士が社会福祉を学ぶ意義と目的
第2回 社会福祉とは誰のためにあるのか
第3回 生活を支える社会保障の体系と社会保険
第4回 最低限度の生活保障(公的扶助)
第5回 高齢者の生活と介護① 高齢者を取り巻く状況
第6回 高齢者の生活と介護② 介護保険制度
第7回 子どもと子育て家庭の生活① 児童を取り巻く状況
第8回 子どもと子育て家庭の生活② 子ども・家庭福祉
第9回 地域でみんなとともに暮らすために① 障害者を取り巻く状況
第10回 地域でみんなとともに暮らすために② 障害者総合支援法
第11回 地域で安心して暮らし続けるために(地域福祉)
第12回 利用者本位の社会福祉の構築(権利擁護)
第13回 社会福祉における援助の方法(ソーシャルワーク)
第14回 社会福祉の実践の場と専門職
第15回 社会福祉分野での栄養士の立場と役割
授業外学習の課題 ・テキスト及び配布資料を基に予習と復習をしてください。
履修上の注意事項 ・事前にテキストを読むなど,主体的な学習を前提とします。
・平素から新聞や雑誌、インターネットなどで、社会福祉に関する記事に関心を持ち、情報を収集するよう心がけてください。
・授業形態は対面授業です。
成績評価の方法・基準 ①授業ごとの講義メモ(60%)と、②最終試験(40%)で総合的に評価します。
テキスト 『六訂 栄養士・管理栄養士をめざす人の社会福祉』
編者 岩松珠美・三谷嘉明
発行所 株式会社みらい
発行 2020年4月1日
参考文献 必要に応じて授業内で紹介します。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問はメールでお受けします。
sawada-h@yasuda-u.ac.jp

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
健康科学部健康栄養学科(社会・環境と健康) FHNU20103 2017~2022 2・3・4