授業コード 63004300 クラス
科目名 動機づけ・感情心理学 単位数 2
担当者 今田 純雄 履修期 第2学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 動機づけ,感情の側面からの人間行動の理解
授業の概要 心理学の目的は、人間行動をさまざまな心的側面から理解・説明していくことである。本講義では動機づけ・感情の側面から人間行動の理解をめざす。本講義では,科学的心理学の歴史の中で「動機づけ」と「感情」の概念がどのように「使用」されてきたかを講述し,「動機づけ」と「感情」に関する科学的研究を紹介していく。特に「感情」研究は近年飛躍的に発展してきた領域である。授業後半では最新の研究成果についても紹介していく。
テキスト(教科書)は頻繁に参照するので、受講に当たっては必携である。なお、授業進行に当たっては、履修者の準備状況、人数などにより計画変更をおこなう可能性がある。その際は改めて授業計画を提示する。
学習の到達目標 動機づけ,感情の側面から人間行動を説明・理解できること。
授業計画 第1回 1.導入(動機づけ,感情の側面から人間行動を理解する),テキスト第1章に対応した内容。
第2回 2. 生物的動機,テキスト第2章に対応した内容。
第3回 3.内発的動機,テキスト第3章に対応した内容。
第4回 4.社会的動機,テキスト第4章に対応した内容。
第5回 5.動機づけと認知,テキスト第5章に対応した内容。
第6回 6.動機づけと日々の行動,テキスト第6章に対応した内容。
第7回 7.動機づけの病理と臨床,テキスト第7章に対応した内容。
第8回 8.感情の基礎,テキスト第8章に対応した内容。
第9回 9.感情の機能,テキスト第9章に対応した内容。
第10回 10. 自己意識的感情,テキスト第10章に対応した内容。
第11回 11. 感情の発達,テキスト第11章に対応した内容。
第12回 12. 感情と認知,テキスト第12章に対応した内容。
第13回 13.感情の病理と臨床,テキスト第13章に対応した内容。
第14回 14.感情の生理的基礎,テキスト第14および15章に対応した内容。
第15回 15.全授業内容の復習・総括。
授業外学習の課題 Moodleを介して随時提示する。課題に要する時間は個人差がおおきいが、おおまかな目処として、7時間とする。
履修上の注意事項 ・欠席,遅刻は認めない。忌引き,公共交通機関のトラブル,災害等による欠席,遅刻については,該当者に個別課題を課す。なお「会社訪問による欠席」は一切考慮しないので,該当者は注意すること。
・Moodleを使用するので,PC操作のできる必要がある。テキストは必携。
・非対面の授業となった場合は、Moodle上からオンディマンド形式でのアクセスを可能とする措置をとる。
成績評価の方法・基準 授業進行に応じて随時与える課題ならびに最終試験による(原則20%+80%とする)。AAは履修者全体の5%,Aは20%を原則とする。D評価を受けた者の一部については,課題あるいは最終試験において特別に評価できる内容があれば,Cへ変更する。
テキスト 『動機づけと情動』(培風館,2015; 定価2200円)を用いる。本テキストは,授業担当者自身が編著として執筆したものであり,必携とする。
参考文献 『感情心理学』(培風館,2018)
主な関連科目 心理学専攻教員が担当する他の科目。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業担当者に直接問い合わせるか,E-mailで問い合わせること。E-mailの場合は,タイトル(Subject),発信者の氏名,学生番号のないメールについては自動的に削除されることがあるので注意すること。E-mailアドレスは最初の授業時に提示する。質問、相談への返答は、その内容に応じて、1)個々に返答する、2)Moodleを介して返答する、3)後続する授業中に口頭で返答する、のいずれかとする。なお課題に対するフィードバックはE-mailあるいは個別口頭によっておこなう。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) FHHS23114 2017~2022 1・2・3・4
健康科学部心理学科(心理) FHPS26101 2017~2022 1・2・3・4