授業コード | 50022805 | クラス | 05 |
科目名 | プレ・ゼミナールb | 単位数 | 2 |
担当者 | 城野 哲平 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 生態学・保全学についての基礎的な論文の紹介 |
授業の概要 | 生物多様性を有効に保全するためには生態学的情報が不可欠だが、生態学的情報を正しく理解するには、科学的な研究法やデータの読解力といった科学リテラシーの向上が重要となる。生態学に関する論文を読み、科学論文を読解して要約する力を身に付け、発表・議論を通じて自らの考えを理論的に述べる能力を養う。 |
学習の到達目標 | 論文紹介やグループディスカッションを通じて、データを正しく解釈し、科学的に思考する習慣を習得する。科学リテラシーを向上させて、生物多様性の価値や、人間による環境改変、生物多様性の保全について、生態学的見地から説明できるちからを身に着ける。 |
授業計画 | 第1回 | ゼミの進め方、授業計画の説明。科学論文とは何か、文献検索の方法。 |
第2回 | 論文紹介の基礎:要約の方法、レジュメの書き方。 | |
第3回 | プレゼンテーションの基礎:スライドの作り方、発表のコツ。 | |
第4回 | 短報論文の紹介:意見交換および議論、生物統計の基礎。 | |
第5回 | 原著論文の紹介(1):関連する図の判読。意見交換および議論。論文の要点の掴み方についての指導。 | |
第6回 | 原著論文の紹介(2):関連する図の判読。意見交換および議論。 | |
第7回 | 原著論文の紹介(3):関連する図の判読。意見交換および議論。引用の作法についての指導。 | |
第8回 | 原著論文の紹介(4):関連する図の判読。意見交換および議論。 | |
第9回 | 原著論文の紹介(5):関連する図の判読。意見交換および議論。図表の読み方についての指導。 | |
第10回 | 原著論文の紹介(6):関連する図の判読。意見交換および議論。 | |
第11回 | 原著論文の紹介(7):関連する図の判読。意見交換および議論。ディスカッションについての指導。 | |
第12回 | 自分で選んだ論文紹介(1):関連する図の判読。意見交換および議論。説得力のある発表についての指導。 | |
第13回 | 自分で選んだ論文紹介(2):関連する図の判読。意見交換および議論。 | |
第14回 | 自分で選んだ論文紹介(3):関連する図の判読。意見交換および議論、期末課題の発表。 | |
第15回 | 自分で選んだ論文紹介(4):関連する図の判読。意見交換および議論。 |
授業外学習の課題 | 論文を事前に熟読し、分かりにくいところは適宜参考文献を確認するか、質問リストを作成しておくこと。自身が発表の担当者ではない授業回でも、30分ほど予習や復習をすることが望ましい。自身が発表担当の授業回では、十分に時間をかけて準備する必要がある。目安は読解、発表資料作成、スピーチ練習を含めて6時間以上。 |
履修上の注意事項 | 対面授業を実施し、資料配布や課題提出にはMoodleを利用する。プレゼンテーションに対するフィードバックはその都度行う。特別な理由がない限り、毎回出席すること。欠席や遅刻は減点の対象となり、3回以上の欠席は自動的にX評価となる。プレゼンテーションの担当回に欠席した場合も、X評価となる。理解度に応じて不定期で課題を出し、課題を提出しない場合は大きく減点する。議論に積極的に参加し、考えを自分の言葉で表現するよう努力すること。授業の進度は、学生の理解度等に応じて変更する可能性がある。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み(40%)、プレゼンテーション(30%)、課題(30%)により評価する。 |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 行動生態学(野間口眞太郎ら訳、N・B・デイビスら著、共立出版) 大学生のための生態学入門(原登志彦監修、西村尚之著、共立出版) 生態学事典(岩佐庸、松本忠夫、菊沢喜八郎、日本生態学会編、共立出版) 行動生物学事典(上田恵介ほか編、東京化学同人) 完全独習 統計学入門(小島寛之著、ダイヤモンド社) その他、授業中に適宜指示する。 |
主な関連科目 | プレ・ゼミナールa(マインド・リテラシー形成ゼミナールa) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義中や講義終了後を含めて、質問については常に受け付ける。もしくは担当者宛メールにて対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) | FHES27102 | 2018~2022 | 2・3・4 |